暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

「落穂拾い」からのパン作り

ゴールデンに輝く麦畑も刈り取られ、ヘイも四角いブロックに形取られ、それも運ばれ、今やフィールドは耕された。


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ガンタンクか?!と思うほどのどでかいトラクタ一出動で、4日間ほどでだだっ広いフィールドの仕事をちゃちゃっと終わらせたみたい。

 

イギリス人もやるときゃやるんだな。

 

だけどそれ何麦? 素朴な疑問。

 

麦と言えば、小麦と大麦ぐらい言葉は知ってるけど、じゃあ、小麦と大麦の違いって何?コレはどっちだ?

 

ここイギリスだと、いろんな種類の穀物がある。

小麦はWheat(ウィート)で大麦はBarley(バーリイ)

日本みたいに大とか小とかハトとかで

 

麦ひとくくり

 

にされてないことが、これまたややこしいなあ。もう。

 

とりあえず、パンが主食な国なので、(イモっていう噂もある) 多分ウイート、これは小麦だろう。

 

多分って?多分ってなんだ?あー? 多分って。

 

 

 

スーパーへ行け。

シリアルコーナーへ行け。

そして多種多様のシリアルたちに圧倒されろ。

スーパーの売り場ワンレーン、もしくはその隣のレーンもシリアル売り場。

コーンフレークだの、ウイートだの、オートミールだのミューズリイだのミュレットだのいろんな穀物がシリアルになり売られているのだ。

 

なんやねんこれ。何が何の穀物で麦ってどれやねん。ほんで、どんだけ種類あんねん。

こっち生活長いけど、これだけはいつ行っても圧倒されるわ。

 

だったらもしかしてフィールドのそれは小麦じゃないかもしれないじゃないか。

 

今こそ、それが何であるか、多分ではなく、はっきりさせなくてはならぬ。

 

 

それが何か調べるために、フランスの画家ミレーの有名な絵、

「落穂拾い」

のごとく、落ち穂を拾って来た。

 

 


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観察。

 

 

やはりこれは形状から見て小麦だ。ウィートだ。



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いとも簡単に判明。しかもイラストで。

 

と言うことは、コレで小麦粉が出来るってことだ。

 

 

じゃ、ヒマなので、やってみよう。

 

穂をモミモミして実を穂からはずす。


結構ゆびに刺さる。

更にモミモミして、小麦の実を殻から出す。思っていたより簡単に殻は外れる。米だとこうはいかぬ。

あ、モミモミするからモミ殻ていうんだね。きっと。って違うかもしれんけど。

 

ふうっと息をかけて、もみ殻を飛ばす。


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落ち穂(12穂)から、こんくらい小麦が取れた。

結構取れ高あり。


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落ち穂も結構バカにならんな。この広いフィールドの落ち穂を本気で拾ったら小麦一年分余裕でありそうや。

神の御加護やわー…

 

とか、

 

ミレーの絵の落穂拾いの絵の女の人もおんなじこと言いながら拾ってると思う。きっと。

 

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写真・Wikipediaより
 

 

 

コレをミルで引くと小麦粉になるわけだな。

 

 

 

…じゃあ、ヒマだし、パンでも作ってみるか。

 

 

挑戦は

 

つづく。

 

 

 

 

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