暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

ワールドワイドな中二病

最近、中高校生の間で

ストップクライメートチェンジ運動が大流行。気候変動ストップ運動。

 

子供たちが、このような環境問題に関心を持つのはいいことだ。

 

まあ、もともとイギリスはそういった環境問題とか、ジェンダーフリーとかの活動が盛んな国。

 

だけれども、最近のそれは、おこちゃまが便利なツールを使うものだから広がって広がって広がって大変。ちょっとヒステリックすぎる。

 

ワールドワイドな中二病。

 

まあね、あの女の子に限って言えば、なぜヨット? 自転車(例えばママチャリ)だったらまだ高感度あるけど。ママチャリ+筏。みたいな。ミドルクラスアッパークラスの意識高い系へ向けてのメッセージ。自転車、筏よりヨットのほうがより響く。

 

十六歳、三つ編みの女の子、環境問題、ヨットで海渡る。

 

五十五歳、バーコード頭のオヤジ、環境問題、地域のドブ大掃除。

 

キャッチーなのはそりゃ、前者だわな。

 

後者は日本でよくある光景。普通に街の住民が定期的に地域の掃除をしている。その中には子供も老人もいる。

それでいいじゃないか。

内心、メンドクサイなあ。。。と思いながらやっている。

それでいいんじゃないっすか?

ヨットとかいらんし。

ふぉざりん的には後者のオヤジが萌。

 

 

 

娘の学校でも、今年の2月くらいから毎月の最後の金曜日はクライメートチェンジデモに、学校を休んでタウンに行く。

で、なにすんの?ゴミでも拾うの?

と聞くと、ただ歩くだけだという。

 

 

自由参加で、そのために学校を休んでも欠席扱いにならない。むしろ良いことだとされる。

 

学校にいくより、お祭り気分でわいわいタウンに行くほうがガキにしちゃいいに決まってる。

 

だったら学校が休みの土曜日にやれ。と言う教師はいないのか。そんなことを言う教師は即効職無くす。

 

いつもは歩いて学校に行けるのに、デモのためにタウンに行くのにそれぞれの親が車を出す。それ環境にどうよ。本末転倒。

 

うちの娘は一度だけ行ったが、自ら考えたのか次からは行くのをやめた。

 

イギリスでは環境保護団体の活動がホントに盛ん。いろいろとニュースにもなる。

この7月、日本に帰るのが一週間遅かったら、あの人たちによるヒースロー空港封鎖でめんどくさいことに巻き込まれていたかもしれない。それを思うとゾッとする。

 

 

ぶっちゃけ、

 

あなたたちが地球のためにと、人の迷惑顧みず空港封鎖などやらなくとも、どこかにハリーケーンや台風がきたら、飛行機は運休する。どこかの火山が噴火すれば、地震が起これば飛行機どころか街全体が機能しなくなる。死者もでる。深い悲しみとの戦いだ。

もし、そうなるのが地球温暖化のせいでも、受け入れるしかないだろ。いままでだって地球上で繁栄した生物は地球によって絶滅されている。

私達が地球を守るっ!とかおこがましいにもほどがある。何様。人は謙虚に出来ることを各自したらいい。

 

守られてぬくぬくとして文句言うの、やめようや。世界には学校に行きたくても、勉強したくてもできない子供がいるんだよ。

先人たち大人たちの努力と英知のおかげで、いろんなことが発展し便利な世の中になった。君たちが仲間を集めるSNSだって、電卓から始まって日夜開発に取り組んだ先人の技術者のおかげ。ごじまんのヨットで安全に航海出来るのもGPSやら何やらで守られてる。衛星ぶっ放したおかげ。

そんな先人たちの血と涙と努力の結晶の文明の力の恩恵を受けながら一方では

「この悪い自然環境をどうしてくれるんだ。未来の子供に押し付けやがって」と文句を言うために学校に行かないだと?

そんな事をしているうちにすぐ大人になっちゃうよ。文句言うだけの大人。

もう、すでに文句言うだけのソサエティになりつつあるが。

 

発展の犠牲をどう解決していくのかは、先人たちの作った便利なツールを駆使し文句を言うだけじゃなく、英知をしぼって考えろ。

 

 

そのためには、金曜日はとりあえず、学校へ行け。街でブラブラすんな。

 

 

 なーんてね、


 

そんなことを馬を眺めながら思ってたらどーでもよくなった。


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今日も夕日が美しいなあ…。

 

 

 

馬の耳に念仏。

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