庭のホリー。今年はいっぱい実をつけたからクリスマスのデコレーションにいろいろとつかえそうだ。
なぬ。
ハト。あやつはいつもうちにくるハト。
あーーーーー。ハトが、ハトが~、
ホリーの赤い実を食べてる〜〜〜。
首むっちゃ伸びてるし。
キレイに形よくホリーの実がついたその枝にそのハトの首は伸びる。10月の半ば頃から、この枝をクリスマスプディングにぶっ刺そうと目を付けていた枝。
よりによってその枝の実を食うか?リザーブ、リザーブなんだよ。その枝は。
この泥棒ハトめ。
決定的瞬間
いつもきみたち鳥にはバードケーキのボールをガゴに入れているではないか。なぜそれを食わぬ。
あ"ーーーーーブラックバードもやってきた。お前も泥棒の一味か?
決定的瞬間
そうなんだよ。わかっているさ。枝につるしてある筒状のバスケットは、ロビンやブルーティット、スパロウなど、小型の鳥しかそこにとまって餌を食べることが出来ない。ヘビー級のハトやミドル級のブラックバードは、いつもバスケットから小型の鳥が食べたおこぼれが落ちてくるのを地上で待ってる派。
赤い実、食べてもいいけど、もうちょっと待って。
よし、
ホリーの実を守るべく、バードケーキをヘビー級のきみたちに作ってあげよう。
ちょうどレモンやオレンジの皮があったのでそれをカップにする。廃品利用。
鳥の餌はすべて廃品利用。それでも鳥ちゃんよろこんだ。
ワイヤーに刺してリースのようにする。ワイヤーが細いと重さに耐えきれないので、
一個ずつでもかわいいかも。
カップにバードケーキを詰める。
バードケーキの作り方
↓
ラードがなかったから、ベジタブルオイルで今回代用。
乾かす。
完成。
出来たどー。
案の定ワイヤーが細く耐えきれなかったので、庭の木の枝をリース状にしてそこに留め付けた。
オレンジ、レモンの皮はよく乾かしてないと、カビが生えたりするけど、外に飾るので、カビて朽ち落ちても土に帰る。ワイヤーはまた使えばいい。
さて、
問題は設置場所。
中途半端な細い枝の高いところに設置すると、ヘビーな奴らはとまれない。かと言って、安定した木の幹の上のほうはラダーが無いと無理。何処にしよう。地上に近いほうにしようか。どうしよう。
おお、この子
この子に担いでもらおう。あらよっと。
一足早いクリスマスプレゼントだどー。食えーーー。
赤い実より美味しいからこっち食えーーーー。