16歳の娘。
月曜日(16日)の朝、学校に行きたくないと言い出した。
娘曰く、
コロナがこんなに問題になっているのに、なんで学校は休校しないんだ。月曜日には休校のアナウンスがあると思っていたのに。とにかく学校には行かない。とのこと。
わらわは学校は休んでもいいと思った。つか、もう休校にして欲しいと思ってる。
が、
ベジの人は、まだオフィシャルに学校が休みになっていないので、出席率が低くなるから学校へ行け。と言うのだ。この場に及んで。
小鳥のさえずりが聞こえる清々しい朝の食卓。
娘、わらわ VS ベジの人
家庭内コロナ騒動勃発。
娘の言い分はこうだ。
「今の学校での勉強といえば、GCSEs (学力テスト)に備えての復習勉強だけで、プリントがくばられるだけ。それなら家でもできる。前々から風邪気味で咳をすると変な目で見られながら勉強するより家で勉強する方がずっと効率がいい。学校なんて超汚いし、風邪ひいて免疫弱っているのに、わたしがコロナに感染してもいいの? ねえお父さん!!」
娘には、
自分の意見を述べる時、それを人に分かってもらいたいと思うときは、道筋をたてて、論理的に落ち着いてカームに話せ。感情的になって、怒ったり泣いたりしたら絶対に伝わらない。
そう教えてきた。
多くは、
屁理屈ばっかりぬかしやがって、このガキがああ〜〜〜!!とか、それは筋道通っとらんぞおおお〜〜〜〜!!却下。そんなときもあった。
大きくなるにつれて、難しい単語(英語)とか使われて、
むむ??……意味わかんね。
と思うときもあった。そんで、わらわも、負けてなるものかと、
「意味わかんねーから日本語で言え」と反撃。
すると
半泣きで外人みたいな日本語で頑張って話してたっけ。
ひどい親だな。
でも、そのおかげなのかどうかわからないが、日本語も外人日本語じゃなくちゃんと話せるようになった。
なんか、
なんかなんか、
たくましくなったなあ。と、うるうるした月曜日の朝であった。
ヘッタクソの馬の絵なんか描いて、暇ぶっこいているだけじゃあないのよん。わらわだって。
そして、ベジの人も納得して、ちゃんと学校に連絡して、娘は自宅学習している。
知り合いに学校の先生がいて、村のストアでバッタリ会った時に話したら、もうすぐオンライン学習になるらしい。それに向けて動いているって言ってたから、学校が休校になるのも時間の問題だろう。
それに、もう、「グーグルクラスルーム」 に先生が授業の内容をポストしている。ちゅーことは、すでに多くの生徒が学校に行っていないってこと。
これって本当のグーグル先生ってか。
ふと、フルーツボウルのバナナを見ると、
娘のさりげない抵抗。浮き出るメッセージ。
じゃ、
おやつは、このバナナを使ってバナナトーストを作る。
超簡単。
トーストしたパンにチョコレートスプレット、ピーナッツバター、バナナ、最後にシナモンをふりかけて。
出来たどーーーー。
しかし、イギリス独自路線、集団免疫でコロナを収束させるって、なんかウケるんだけど。
うんうん、確かに、自然治癒力を高めてくれるいつものNHSのメソッドだわ。
揺りかごから墓場まで。
こんな時にもブレない"うk"スゲー。