ケーキを焼いた。
ストリートパーティー用じゃなくって、
うちの若い方の甥っ子の誕生日だったから。
うちの娘と歳が近いので、小さい頃はよく家にも遊びに来てた。今でもたまにボードゲームしに来る。
うちでよく一緒にご飯を食べてたから、彼は日本食が好きなのだ。日本のカレー、ラーメン、唐揚げ、それに日本のお菓子も大好き。うまい棒とか。庶民やのお〜。
ハワードくんに日本からのお土産買ってきてあげると、
So cool だってばよ!! ねーねー、日本の物は何でもクールやし、何でも美味しいと思うのは僕だけ?
と、むっちゃ可愛いことを言ってくれる。マジ可愛いやつ。
そんな、ハワードくんの誕生日がやってきた。
日本好きの彼のリクエストのケーキはいつも抹茶ケーキ。彼は抹茶好き。
渋い。
日本の侘び寂びわかっとる。たぶん…メイビーノット。
なので、こないだからお茶ミルでお茶っ葉グリグリ、ヒキヒキ、
お茶挽きババアになってましたんよ。
甥っ子思いのわたくしは抹茶ケーキを作る。
抹茶じゃないけど。煎茶の粉だけど。
スポンジ半分にスライスしたとこ。
抹茶スポンジ、ポットの色と色あい同じで萌。イングリッシュ的にはセージグリーン。
いちごでデコる。粉チョコを散りばめる。
出来たどーーーー。
そして、デリバリー完了。抹茶色のケーキの断面見ることができなくて残念。
ハワードくん、この9月から遠くの大学にいっちゃうの。
ああ、来年の誕生日はアーンチ(叔母さん)の抹茶ケーキが食べれないなあ。
なんとまあ、かわゆいことを言うハワードくん。
こいつ、マジかわゆい。小さい時はナルトに似ていた。
幼少期に日本に連れて行って、娘と共にモデルにさせ荒稼ぎしようかと企んでいたが、そう思っている間に、そのかわゆいだけでOKの時期もあっという間に過ぎた。よくある親ばかの野望。
今でも、ときどき
ナルトとオーバーラップする。
金髪ではないライトブラウンの髪だが、ツンツン頭にくりくりした青い目。笑うとほっぺに線が入るところ、人懐っこいところ。
似ているんだよね。本人意識していないのだけど。
彼は決して、「だってばよ」とは言わない。英語でしゃべるし。でも、わたくしの脳内ハワードくんは
抹茶ケーキ好きだってばよ!
と言っている。
↑ナルト、英語バージョンのマンガの裏表紙
夏休みに帰ってきたらいつでも作ってやるぜ。心配すんな。それに9月までに、いっぱいつくってやっからな。いつでも言って来いよな。
と、
わたしゃ、
一楽のラーメンをおごるイルカ先生の気分。
ナルト、また一話からアニメ観ようかな。結構ナルト好き。語っちゃうよ。えーと、好きなキャラはー。。。。長くなるのでまた今度。
英語バージョンのマンガは何度か挑戦したけど全然入ってけえへん。無理。