なんかもう、
みんな普通に戻ったっぽいイギリスの田舎の村。
ぶっちゃけ、先週のVE Dayからみんな普通に戻ってたけど。ソーシャルディスタンスの2メートルとか守ってないし。
そのくせ、仕事に行くとなると、
コロナが〜〜〜っ。と急に心配になるそんな人達もいれば、
庭のフェンスの直しの下見に突然やって来たガーデナーはやる気マンマン。お隣さんのポール(仮名)がさくさく段どったみたい。
聞いてねーよ。
雀さんの巣がここのアイビーの中にあると告げると、そこはそのまま置いておいて、向こう半分の土台がゆるいところを交換することに。
鳥の巣を壊すと罰金が課せられる。鳥の巣を壊すとチミは犯罪者。
そして、昨日の施工日。
なんと、80歳になるガーデナーの先代も加勢にやってきた。
マジか。
外に出たくてうずうずしていたらしい。
ウソだろ。
いやいや、それ、やばいでしょ。老人は家で自粛でしょうに。
とりあえず、
お約束のセリフ、イギリス一番の社交辞令、
お茶かコーヒーなど温かい飲み物はいかがですか? ジャストインケース、聞きますけど。
と聞いてみた。
このご時世、絶対いらん言うやろ。
が、
おー、ラブリー。イエスプリーズ。
と普通に返事が帰ってきた。
いるんかい。
先代、なんか、よぼよぼしてるし、心配なので、ダイレクターチェアーを出してあげた。
そしたら、
椅子に座ったまま息子に指図をし始めた。マジ、ダイレクター。現場監督。
そこは水平なのか?
イエース。
ワシの目には狂いはない。水平じゃないだろ?
水平だってば。ちゃんと測ったし。うっさいなーもー。キミがイスとか出すからー。
と、とばっちりをくらう。
ホワイミー?
ほとんどコメディ。
なんか、超普通。ほのぼのした光景。
コロナ何処行った?
ほぼ一日がかりで無事終了。
このフェンス際に黄色いポピーがたくさん咲くはずだったけど、跡形もなく根こそぎキレイになんも無くなった。
プロのガーデナーのあなにとっては、草ぼうぼうの手入れの出来ていないガーデンかもしれないが、わたしにとっては思い入れのあるポピー。一本のポピーからどんどん増やして(勝手に増えた)、今年やっと、ここ一面に黄色のポピー畑が出来つつあったのに。グスン(T_T)
ま、ここガレージに行くパスなんだけどね。
つか、この山盛りのセメント、もうちょいなんとかならんかったんか。鳥のフンが山盛りになってるっぽい。
その上、ガレージの階段を壊しやがった。
ツッコミどころ満載だが、まあいい。ポピーはまた植えればいいし、階段は一応セメントで固めてくれて、また壊れた時のために、セメント一袋くれたし。
これで、壊れているガーデンノームの頭をくっつけるわ。
と言ったら、
え、もしかして、これも壊した?
"も"ってなによ。"も"って。
いや、これは前々から壊れているけれども。
自分がクラムジー(おっちょこちょい)だと自覚しているガーデナーだった。なんか憎めないガーデナーの親子。
このフェンス騒動で雀さんの巣は大丈夫だろうか。
あ、さっそく雀さんがやって来たよ。
危険を感じて巣が放置されていない事を願う。