うちのお子たち、ハッティ(左)とベイビー(右)
ブラックベリーを食べてリップが赤い。
明日は、
遂にここ、馬のおじさんのフィールドから、姐さんの牧場にお引越しです。やっと引っ越し出来る。
ハッティは男の子で、早い時期から母離れをしていて、いつも一人でいることが多いので、ここのフィールドから姐さんの牧場に移すのは全然心配ないけれど、
甘えん坊の女の子、ベイビーは、ここを離れるのはちょっぴりセンチメンタル。
ベイビーが生後4、5ヶ月ぐらいの時に、ベイビーの母馬が売られて、みなしごになってしまったの。
様子を見る限り、
「しっしっ、あっちにお行きっ!」みたく、
どの馬にも邪険に扱われてるようで、アウトロー軍団の中にちょこんといたり、母馬を探して走り回ったり、見ていていたたまれなかった。
そんな中、マーブルという芦毛の若い雌馬がベイビーといつも一緒にいてくれるようになったのです。
よかった。優しいマーブルがベイビーのお世話してくれてる。後から馬のおじさんから聞いた話によると、マーブルはここ2年流産していて、母性本能が普通の馬よりもあったんじゃないかって。
そんな優しいマーブルもこの6月に無事子馬レオンを出産。
待望の赤ちゃん馬なので、もしかしてベイビーがまた邪険に扱われるんじゃないかと心配したけど、
マーブルとレオンとベイビーはいつも一緒にいるんです。本当のファミリーのように。
そんなここのフィールドでの最後の夕方。
ベイビーとレオンが夕日の中、仲良く草をはんでる。
いつもならベイビーを呼ぶのだけれど、今日はそっとしておいた。
明日、ベイビーはここを離れる。優しく守ってくれたマーブルとも、一緒に遊んだ本当の弟のようなレオンともお別れするんだよ。
出来ることならみんな連れていきたい。マーブル、子馬のレオンやジュリーにカーリイ、カラーにドリー...。
みんな、良いオーナーに買われるようにしてあげたいのです。特に男の子は可愛そうな結末になる確率が高いから。
明日、うちのお子ベイビーとハッティはここを去るけど、ここのフィールドのチェックは続行。ブラッシングしたり餌をあげたりするのもオーナーの馬のおじさんに承諾済。
最近、法律が変わって、放牧されている馬にオーナーの承諾なしに餌をあげるのは違法になったらしいよ。
......
ピースフルに仲良く草をはんでるベイビーとレオンとマーブルを眺めながら思う。明日は離ればなれになるんだなあ。。。。
センチメンタルな夕暮れに
センチメンタルな三日月。
日が短くなった......。