先週、
レスキューホースのチャリティーお食事会に行ってきた。
このイベントのためにお馬ちゃんの縫いぐるみを作った。
その記事がこちら
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開催が危ぶまれていたレスキューホースチャリティお食事会、
ぎりぎりロックダウン免れて良かったよ。
超、超久々のパブでの食事。最後に行ったのいつか覚えてない。まあ、とりあえず、お出かけが久々。
なので、いつもの泥でどろどろの長靴でないおされなかっちょいいブーツを履くが、足の形が長靴の形にすっかり整形されたようで、足がなじまん。
服も汚れてもいい馬用じゃなくて、ちょっといいやつを着るも、久々のちゃんとした服は肩がこる。
まあ、食事はあんまり期待してなかったので、そんなにショックではなかった。過度の期待が人を不幸にするからね。
こちらが、ラッフルの景品。
無造作にワインやビールに混じってふぉざちゃんのお手製お馬ちゃんの縫いぐるみが。。。。(・。・;
なんかなんか場違い。ああ、場末のバーに咲く一輪のれんげ草...的な。
これは取り戻すしかない!!
という使命に駆られる。
つーわけで、家族で一口1ポンドのチケットを連番で10枚10ポンド分購入。
どーか、どーか当たりますように。
そしてメインイベント、ラッフル抽選会が厳かに行われる。
ドラムロールと共に姐さんが番号を引く。
あ、ドラムロールってもみんなそれぞれのテーブルを叩くのだけど。
58番っ!!
あたりがざわつく。
58番の人だれ?? 58ばーーーん、誰ーーーー?
ちょっとしてから隣のテーブルの若い野郎たちのグループの一人が、
えー、何、58って何のことー??
と、のぼーーーーーっとしている。
どうやら自分がラッフルに当たったことも、ラッフルチケットを買ってたことも把握していないようだった。
えー、何か当たったん?何が貰えるの? と驚愕のおとぼけぶり。
なんと、彼はラッフルチケット一口、つまり1ポンドだけでハンパーバスケットを手に入れたのだ。その事実を知り愕然としたと同時に、人生ってそんなものさ。と薄くて浅い悟り。
向こうの方のテーブルの10歳くらいの女の子が、
お馬ちゃん欲しかったのにーーーー。
と口を尖らせてスネていて、お母さんのセーターをいじいじしている。そしてその若い野郎のおとぼけぶりに絶望したのか、終いにはシクシク泣き出した。
ラッフルを当てた若い野郎は見るからに、酒には興味あっても、馬の縫いぐるみなんか興味なさそうなんで、
あのー、馬の縫いぐるみ興味ありますう??あの女の子のが欲しそうなんですけど。
と聞いてみると、
あ、いいよいいよ。俺は酒だけあったらハッピーや。
とロッケンロー的なことを言って、女の子のテーブルにお馬ちゃんを置いた。
お馬ちゃんを貰った女の子は、泣いたのが恥ずかしかったのか、お母さんの後ろにうつむき加減で隠れていて顔はみえなかったけど、縫いぐるみを手にした時に、口角がきゅっと上がったのをふぉざちゃんは見逃さなかった。
お馬ちゃんの縫いぐるみ奪還はならなかったけど、ラッフルチケットの収益はそのままレスキューホースの寄付金となるし、若い野郎は1ポンドでワインやビールをゲットしハッピーこの上ないし、女の子は欲しかったお馬ちゃんの縫いぐるみをゲットできて、お馬ちゃんも女の子のもとに行って愛されているようなので、作ったふぉざちゃんも超ハッピー。みんなハッピーエンドでよかった。
そうそう、ご報告。
カレンダー出来たよ。自分で言うのもなんだが、なかなか良い。今からでも遅くはない、フォトカメラマンになれそうじゃね? と、ハードル低め設定が幸せの秘訣。
中身、ちょい見せちゃうよ。
このカレンダー(1冊10ポンド)の利益は全て姐さんのレスキューホースファーム
THE NEXT CHAPTER
に寄付されます。
興味のある方はお問い合わせ欄をサイドバーに作ったのでそちらからお願いいたします。スマホの場合、プロフィールの青い文字の名前をクリックするとお問い合わせフォームが登場します。もしくは、写真下に写っている姐さんのメールアドレスにダイレクトに英語で連絡しても可。
*重要*
チャリティーカレンダーの収益はこのファームにいるまだ里親が決まっていないレスキューホースのフード、薬、獣医代などに使われます。
ハッティとベイビーはすでに私が里親となりオーナーですので、このすべてのチャリティの対象外です。うちの馬ハッティとベイビーには一切のチャリティーは使われません。