前回からの続き。
そして、ボブ・サップみたいな警備員が立っているドアを出てた。
ベジの人(夫)はミーティングと称して仕事仲間と会うそうなので別行動。用事が済み次第どこかで落ち合う事になっている。
娘ちゃんがH&Mとプライマークに行きたいというので、雨の中オックスフォードサーカス方面に歩く。
ロンドンくんだりまで来て、何が悲しくて地元シティセンターにもある超メジャーなその2つの服屋に行きたがるかなあ。。。
コロナにより、観光客は少ないけれど、思ったより人が往来していて、やっぱロンドン都会やわー。と思った。
ピカデリーサーカスのこの一角。ああ、ここは昔、「そごう」があったな。あの向こうに「三越」があった。オックスフォードサーカスのこの角はベネトンだったっけ。プライマークのビルはたしかC&Aだったよなあ。。。
などと、遠い記憶をたどるふぉざちゃんのロンドンの楽しみ方。さて、ここは昔なんだったでしょーか?みたいな。
それにしても
足が痛い。靴擦れだ。
このブーツは結構履き慣れていて長時間歩いても平気だったのに、やっぱり長い間の長靴暮らしが足の形を変えたのだと思う。1インチしかないヒールも苦痛になってきた。この前のチャリティお食事会でこのブーツ履いた時に、馴染まんなあ。。と思ったがこんな事になるとは。
が、
これはほんの序曲に過ぎなかったのだ。
娘ちゃんのショッピングに付き合い、靴擦れが我慢ならんなってきて、雨足も強くなってきた。ふと横を見ると、そこはここら辺りじゃ庶民的なJ百貨店。
ここのカフェ行こ。カフェ。
と、さくさく入店。何が悲しくて地元シティセンターにもあるJ百貨店に入るかなあ。と自分にツッコミ。
カフェは超混み混みで、テーブルもわりと接近していて、あれ?コロナは?って感じだった。入り口で名前と連絡先聞かれたけど、今日ここにいる誰かがコロナ発症したら、即連絡が来るのだろうか。
娘ちゃんはコーラとチップス(フライドポテト)を頼んで、ふぉざちゃんはコーヒーとローストビーフとロケットサラダのバゲットサンドを頼む。バゲットがガッチガチに硬い。いくらバゲットが硬めのパンだといってもこれは硬すぎ。軽石か。その上、ロケットサラダはぐったりとしなしな。絶対これ昨日の残り物やろ。
「だから私はチップス。チップスはどこで頼んでも間違いない」と娘ちゃんが得意気に言う。
確かに一理あるな。
このローストビーフバゲットはとてもじゃないけど歯が立たん。人間の食べ物ではないと判断したので、返金してもらった。おばちゃんにしつこく他の食べ物を勧められたが、断固として返金を要求。ワタシは負けない。
テーブルには娘ちゃんのコーラと、ふぉざちゃんのコーヒー、そしてチップスのボウル1つ。貧乏か。
娘ちゃんがぼそっと、焼肉食べたい。と言った。
じゃ、行く? この辺に絶対あるよ。日本の焼肉屋。
わくわくして二人してググるも、時すでに遅し。近くの日本焼肉屋はランチタイム2時半で終了。今からでは間にあわない。間に合ったとしてもパスポート交付のアポイント時間3時には間に合わない。しかも夜は6時からなので、もう帰る時間。泣く泣く焼肉は諦める。残念。
パスポートを取りに行った後に、なにか日本食を食べようという事になり、その他ラーメン屋などグーグルでいろいろ調べろながら時間を潰す。ふぉざちゃんのロンドン情報はかなり古くてアップデートされてないからね。
行く店も決まらぬまま、そろそろJ百貨店のカフェを出て大使館に向かう。お昼抜きになって、そんでもってまだ靴擦れの足も痛いが、良いことが起きた。
朝から降り続いていた雨が止んだ。
つづく。。。
クリスマスのライトデコレーション。まだ辺りが明るくて電気ついてないけど。
オックスフォードストリート。
ボンドストリート
電気がまだついていないのが、閑散に輪をかけていてしょんぼりとしてコロナっぽくて2020っぽくて良い。
写真はセカンドロックダウンの前の10月下旬。