多分、
13、4年ぶりに赤ちゃんのナッピーを買った。ナッピーとは英語でオムツのこと。
ああ、スーパーの赤ちゃんコーナーに行くなんて超久しぶり。なんかなんか母性本能のメーターの針が久々に振り切れた。
そう、ベイビーはナッピーが必要なのだ。
ベイビーと言っても人間の赤ちゃんじゃないのよ。うちのお馬ちゃん、ベイビーちゃんがナッピーを履くのだ。
馬のベイビー??うちの馬の名前がベイビーで、(本名はベイビーベル) 赤ちゃんって名前なんだけど、赤ちゃんじゃなくて、でもナッピー(オムツ)を履くのよ。えっ、そもそも馬ってナッピーするの??
あーーーー、馬の名前がベイビーなだけに余計にややこしい。
説明しよう。
ナッピーを履くと言っても、本来のお尻への装着ではなく、
足。足に履くのだ。
なぜ、足に履くかというと、
ベイビーちゃん、ゲリッピー治ったんだけど、なにげに後足を引きずるように歩いている様なのだ。。。
もしやコレはアブセス(膿腫)ができているのでは??
と歩き方チェック。
ベイビーちゃんをはや歩きで歩かせる。で、そのままの速さでくるっとUターンさせる。
左後ろ足がどうやらおかしい。確かにくるっと方向転換した時に重心をかけてない。
この日は、足をきれいに洗って、裏ぼりをして、エミリー(仮名)がお手製のフレンチグリーンクレイペーストを蹄裏に塗ってくれた。
次の日、ナッピー(オムツ)登場。
きれいに泥を落として消毒液で蹄をクリンクリンにきれいに洗う。そして、蹄裏のところにソルトをつけたナッピーをあてがい巻き付ける。そのうえからペット絆創膏できつくならない程度にグルグル巻きにして、その上からビニール袋をかぶせて、テープで固定。
オレンジ色のブーツを履いた馬。
オムツの高分子吸収体が蹄膿傷の悪い膿を早く出して吸収してくれるわけだ。
馬用のアブセスパットなるものも馬用具専門店で売ってはいるがバカ高いそうだ。ナッピーの高分子吸収シートは同じで形が違うだけ。ならばナッピーでいい。
なので、馬が足にナッピーを履いているってわけ。
シュール。
ベイビーちゃん、ゲリッピーが治ってきたと思えば、今度は足。
蹄は馬の第二の心臓なので、来週、ファリアに診てもらって、うちのお子2頭、削蹄してもらうことになった。
最近めっきり寒いので、このあとハッティにもファームの余っているラグ(馬用ジャケット)を借りて着せる。ちょっとの間、貸してもらおう。
シュッピガカサム。
ペガサスが札束くわえて空高く飛んで行く夢見た。