最近、
せっせと牧場から馬糞土(発酵してふかふかになった土)をうちの庭に運んでいる、糞ころがしふぉざちゃん。
死に絶えた庭の土に活力をっ!!
庭の土を肥えさせて何をするかと言うと、
庭を野生のゴボウで埋め尽くす!!!
去年、フィールドで収穫した野生のゴボウの種を蒔いて、庭を野生のゴボウ畑にしてやるのだ。
イガイガの中の小さな黒いのがゴボウの種。
日本にいた時は好きでも嫌いでもなかったゴボウ。ロンドンあたりじゃ売ってるかもしらんけど、イギリスの片田舎じゃね、ゴボウなんて代物は売ってなくって、なのでイギリスに来てゴボウのありがたみがわかる。あのゴボウの香りは日本食の極み。ゴボウ様様。ゴボウ食べたいけど、田舎者には手の届かない高級食材でごぜーますだ。
それがどうだ、
こちらヘゲレスの片田舎では、ゴボウはバードックと言ってフィールドのあちらこちらに生えていて、存在自体が邪魔な雑草として扱われているではないか。
ならば、食ってやる。
野生ゴボウを食した過去記事↓
野生のゴボウ バードックを食す - 暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクルあり~
野生のゴボウで「五目炊き込みご飯」 - 暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクルあり~
ならば、種から育てて食ってやるーーーー。
ゴボウの種はイガイガのくっつきボールの中に入っていて、このイガイガが馬の毛についたら大変。取るのにひと苦労。
このイガイガをヒントにマジックテープは作られたらしい。
馬のたてがみに大量にくっつくと
↓
ユニコーン
みたいになる。
馬のフィールドでは超厄介な野生ゴボウ。
それはさておき、ゴボウの種蒔き。
ゴボウの種は発芽するのに光が必要らしく土を被せてはいけないらしい。ああ、なんて簡単。じゃあパラパラとそこら中に蒔いとけと、テキトーに蒔いたけど、大丈夫かなー。あれから発芽したような形跡はない。。。ゴボウよ。発芽しておくれ。あんなにいっぱい蒔いたからどれかはひとつくらい発芽するだろう。おめーら、野生だろ?野生の心意気を見せてくれっ。
とゴボウの種を叱咤激励。
*****
ポカポカ陽気のある日、
牧場のパドックの縁をふと見ると、ゴボウの芽を発見。周りを注意深く見ると、ここにも、そこにもあそこにも。ワラワラと芽が出てきている。キャー、ゴボウっ。ゴボウだわっ! 今の若いうちに掘り起こして、うちの庭に植えよう。種から育てるより手っ取り早いではないかっ。
ゴボウのロゼッタ新芽でも根っこはかなりの深い。つか、もうゴボウできてるし。匂いがゴボウ。
庭に、馬糞土に普通の土とコンポストの土をまぜまぜして、畝を作って植える。でかい株にはでかい畝を作った。もう、畝とか作るの面倒くさくなったので、庭のいたるところに穴を掘って植えてやった。大きめの鉢にも、庭の奥の砂利土のデッドスペースにも、芝生のところにもそこら中に植えてやった。
(追記:重要。後日、これはゴボウではないことが判明。真似しないように)
野生のゴボウはこちらです。葉の裏が白い。
↓ ↓ ↓
野生で所構わず、畝とか無くてもすくすくと育っているのなら、うちの庭でもすくすく育つはずだろう。
この庭を野生のゴボウの楽園にしてやる。
ゴボウで庭を埋め尽くすっ!!
そして、
夏ごろには、ゴボウがいっぱい収穫できますように。
やっぱ、ゴボウは庭で掘りたい。フィールドで掘っているとヤバい人。
ちょっと気になったのでゴボウの育て方ググってみたら、
ゴボウは移植できないらしい。
えーーーーーっマジかっ。。。。
ガックシと肩を落とすふぉざちゃん。。。
まあいい。
こんなにいっぱい植えたからどれかひとつはうまく育って収穫出来るだろう。それにこいつらは野生だ。どこへでもはびこる。と思う。それにパラパラとテキトーに蒔いた種が発芽するかもしれない。
根が折れたゴボウの新芽は水栽培で手厚く育成中。抜かりない。
再生なるか?!
前回も思ったけど、
ゴボウでこんなに熱くなるなんて。。。
*重要注意事項*
野生の植物です。アレルギーがあるかもしれません。それに似たような植物もいっぱいあるし、間違ってピックしたらそれが毒かも知れません。野草を食す場合、よくご自分でよーーーくチェックして自己責任でよろしくお願いします。
根本的疑惑。
つか、これゴボウだよね。。。(・。・;
重要注意事項を書いてたら不安になってきた。。。
追記: 上にも書きましたが、そしてよく観察した結果、この芽はゴボウではないことが判明。皆様、くれぐれも真似をしないように。
種は野生のゴボウの種です。
*間違って下書きに戻してしまって、前に頂いた星が消えてしまいました。消えてしまった星をくださった方、ごめんなさい。