無事に
無事に終った。
馬のハッティくんのゲルデイング。(去勢手術)
水曜日にマーティンという馬のゲルデイングを見せてもらって、卒倒しそうな予習をしたので大体事の運びを把握して本番に挑んだ。って、ふぉざちゃんが手術をする訳じゃないけど。
我が子の手術となると、心配で心配で。
順番待ちのハッティ。
余裕プッチン
まだ〜ぁ?まだ順番こないのお??
と言うのも、
先発は同じくゲルデイングをする馬、ゴードンくん。
ゴードンくん、チョメチョメチェックさえもさせてくれない荒くれ者。暴れて暴れまくったあげく、麻酔は血管注射なんだけどそれは不可能っぽいので、お尻の皮膚にブスリ。
麻酔を打たないとチョメチョメを触らせてくれない馬がほとんどの中、触られまくりのハッティって。。。まるでエンジェル。
ゴードンくん、あんなに格闘したのに、まだゲルデイングの時期が来ていないようで、ゴードンくんの手術は後日へ。
いよいよハッティの番。
ハッティは最初の首に打つ麻酔注射も全く嫌がらず「パーフェクトパーフェクト」と獣医さんからベタ褒めされた。ベイビーちゃんも超お利口さんだった。うちの子はみんな賢いの。
麻酔が効いてきた。お目々がトロン。
馬が立ったままの状態で摘出手術をするのだけど、馬獣医さんが、まさぐって言った。
「何これ? こんな小さなサイズのチョメチョメは初めてだ。まるで犬のチョメチョメサイズ」
...なぬ?犬サイズだと?
ちょっと、ちょっと失礼しちゃうわね。ふぉざちゃん憤慨。
べた褒めからの上げといて落とす発言。聞き捨てならねえ。それがたとえ事実であっても。。。
麻酔が効いて、ふぉざちゃんの腕の中で倒れそうになる意識朦朧のハッティ。
ボ、ボクは、、馬です。。。
ガンヴァレもうちょっと。
出血も少なく、一時間以内でサクサク手術は終わって、そして、マイクロチップも埋め込んでもらった。
これで迷子になってもすぐに探し出せる。
麻酔がとれるまでステイブルで待機。
傷口からのポタポタと落ちる出血が止まったらフィールドに戻して良い。
無事に終わって良かったね。午前中は寒かったけれど、午後からは暖かくなったよ。
そして、ハッティは永遠の少年となった。
無事終了の安堵の気持ちからと、永遠の少年になったことをポジティブにとらえて、
なんかなんか赤飯炊きたい母の気分。
本当に今日は疲れた。
朝9時半から5時半までずっと牧場に居たからね。そんでもって今日は午前中寒かったし。
今夜はゆっくりバスタブにお湯張ってゆっくりとお風呂に入ろうう。
って
まさかのボイラー故障。
マジか。。。
ケトルでお湯沸かして、江戸時代の人みたいに体を洗うことになる。
疲労度増し増し。