もう
要らなくなった娘ちゃんの学校の制服のカーディガン。
チャリティーショップ行きの袋の中にいれていたけど、
まてよ、このカーデイガン生地もしっかりしてるし良さげ。
と袋の中から引っぱり出した。そんなふぉざちゃんは、
断捨離反対派。
無駄な物を捨ててスッキリとか、あれ、ふぉざちゃんには全然わからん。いつも、あー、あれ捨てるんじゃなかったー、と後悔が残るのみ。
つーことで、
このカーディガンを可愛くリフォームしよう。生まれ変わりをプロデュースするクリエイティブ感は、断捨離でスッキリするよりずっと楽しいし充実した時を過ごせるのだよ。
胸のところにハイスクールの名前とエンブレムが刺繍されてあるので、それをどうにかしないといけない。さもなくば、制服フェチのヤバめの人だと思われる。
ジャングルの奥地で、
○○高校2年3組木村
とか、ガッチリ胸部分に名前を書いた体操服を着て、でかいナタみたいなんで熱帯植物をバサバサ切り倒し進んでいく現地の人は何気におしゃんな感じがするけどね。
でもここはジャングルではないので、それとは趣味志向が異なる土地での究極の制服カーディガンとの対決なので、心して始めよう。
まず、ハギレをテキトーにザグザグ縫ってギュッと引っぱりコサージュを作って学校のエンブレムを隠す。
うーん、
これではまだ制服感が拭いきれない。入学式感が増したか?
ボタンを赤色に変える。袖口にも意味のないボタンを付ける。
で、いかにもデザインしてまっせー的な全然意味のないギンガムチェックのタブを裾につける。お高い服とかこーゆーの付いてるじゃんね。意味もなく。
意味のないことがデザインの一部でもある。
そのひと手間がデザイナーの心意気。で、縫製工場泣かせ。
出来たどーーー。
これを着て、娘ちゃんが学校から帰ってくるのを待つ。で、何も気が付かなかったら、生まれ変わり成功ということだ。
ジャッジメントの時は迫る。
娘ちゃん帰宅。
はたして、娘ちゃんは昔自分が着ていた学校制服のカーディガンに気が付くか!!??
全然気付いてなーーーい♪
やったーー。勝利。
生まれ変わり大成功。(^O^)v