「マクドナルド・アンド・ジャイルズ」
このアルバムが好きだ。
90年代に、このアルバムのLPレコードを古レコード屋で探してたけど、超レアで、見つけても超高値だったので手は出せず、そんな折、CDが発売されて、涙が出るほど嬉しかったな。
このアルバム、何故好きなのか、自分に問うてみた。
本家、ガッチガチのプログレ、キング・クリムゾンよりも、その深紅の宮殿を飛び出たこのお二人のアルバムを聴いた回数の方が絶対多いと思う。好きなの。
深紅の宮殿では、速攻ボツにされたであろう、発揮できなったアイデア、サウンドがここにはこれでもかと詰まってる。
珠玉の一枚。
アルバムジャケットの写真が良いじゃないか。
二人とも彼女連れのリア充。
イアン・マクドナルド氏、ロン毛でかっこいい。もろタイプ❤
マイケル・ジャイルス氏も苦みばしったいい男。ヒゲズラだけど、なんか薔薇とか似合いそう。
なんだろう、このなんとも言えぬ少女漫画感。
青池保子先生の漫画にでてきそうな構図。
そして、そして
曲もキュンキュンするんです。
一曲の長さ20分超えとかプログレ要素も残しつつも、この胸キュンサウンドにメロメロ。
Come along with me.We can have some tea♪
なんて英国人ならではの歌詞で歌われちゃー、あんた、乙女の琴線に触れまくりなんですね。
このアルバムは
極上の大人の少女漫画なのだ。
カッコイイなあー。カッコよすぎる。
とジャケットアルバムをしげしげと眺めながら聴くこのアルバムは極上の少女漫画を読んでいる時と似た満足感というか、甘酸っぱい青春に浸れるんです。
超久しぶりに聴いたら、このアルバムをよく聴いていた頃の事を思い出す。んでまた一層キュンキュンする。
こんなことを書くと、
筋金入りプログレ街道のオヤジたちに
なぬう。。キュンキュンだとお?少女漫画だとお?何言ってんだーあー?とか言われそうだけど、まあ、個人の意見ですから。ゆるちて。
イアン・マクドナルド氏、良い音楽をありがとう。
このアルバムままで人々の心には生き続けるの。
「組曲ハ長調」 SUITE IN C
McDonald and Giles ► Suite in C [HQ Audio] 1970 - YouTube