暇の向こう側 ~ジプシーバナーホースのいる暮らし~

イギリスでジプシーバナーと言う美しい馬と暮らしています。馬のお世話の事や木の実や野草を食べたりするカントリーライフブログ

恐怖のボンファイヤーウィ―クエンド

あー、ヤダヤダ。

ヘゲレスのこの季節、何が嫌って、ボンファイヤーナイトですがな。ガイフォークスナイトとも言う。

 

今年はボンファイヤーナイトの11月5日が土曜日なので金曜日から派手に花火が各家庭で打ち上げられている。

先週からもうそこらじゅうでドンパチやってるし。

 

物価高騰で光熱費が払えませーーーんとか抜かしている割にはみんなどこの家庭も花火打ち上げてるやん。どゆこと?

あ、あれか?よくある酒やタバコは買うけど、光熱費は払えませーーん。みたいなやつか。下品ったらありゃしない。

 

あの、バカげた木曜日の打ち上げ花火もそうだったが、花火マジ、やめて欲しい。

 

とにかく、あたしゃ家庭で上げる花火が、ボンファイヤーナイトが大嫌いなわけ。。

 

100歩譲って、各カウンシルなどがやっているボンファイヤーディスプレイイベントは良しとしよう。ガイフォークスうんぬん大失敗を盛大に祝うお祭り、この国の文化だったりするのでね。近くで見たい人はお金払って見たらいい。周り近所はうるさいと言っても20分くらいですぐ終わる。それでいいやん。なのに、なんで各家庭で、うるさい打ち上げ花火をガンガン夜も遅まで上げなあかんねん。確か夜10時以降打ち上げ花火禁止とか決まり事があったような。けれどみんなお構いなし。

 

日本の夏の花火は風情があってとても良い物なのに、ヘゲレスの花火は、特に家庭で上げているやつは風情もクソもない。ただただ音にびっくりする。(個人の感想)

 

週末の金曜日から、本番の花火大会がある土曜日、そして日曜日と、このウイークエンドの3日間は各家庭の打ち上げ花火が激しくなるので、ポニーちゃんの様子を見にそして安心させる為に夜も牧場へ行くのだ。

 

去年はクラッカー先輩が花火の音にビックリして足を捻挫してしまったの。幸いに捻挫だけで済んだから良かったものの、もし骨が折れていたらもう命は。。。と思うと怖ろしい。

 

この季節、馬獣医さんは大忙しらしい。そして不幸にも足を骨折してしまった馬とお別れを余儀なくされるという悲しいニュースを今年も耳にした。悲しい。ほんとに悲しい事。

気軽に花火をガンガン打ち上げている人はこんなことが起っているって1ミリも考えたりしないのだろうな。

 

5日のボンファイヤー本番。近くのラグビー場で花火大会の花火。

近い。マジ近い。

 

ハッティさんたち大迷惑。

犬とか飼ってる方、ワンちゃん怯えてないっすか?この季節、ヘゲレス中の動物が花火の音に怯えているのだ。

出来る事なら、パイドパイパーみたいにヘゲレス中の動物を引き連れて打ち上げ花火反対!!のデモしたい。なんか夢ある絵本の世界やん❤

 

ハッティさんたちもここ最近の連日連夜の打ち上げ花火で音に慣れてきたとはいえ、近くでバカみたいな大きい音がすると怯えてびくついたり徘徊したりするのよ。かわいちょー。かわいちょーーーー。大丈夫だよー。よちよち。

 

でもでも、

打ち上げ花火腹立つわー。と言いながらも、夜にハッティさんと心を通わすことが出来て楽ちかったど。

花火の大きい音がしてもふぉざちゃんが隣にいると、じっとしようとするハッティさんがいじらしい。

花火を見上げながら、大きな音に耐え、

「大丈夫だ。よしよし。ドウドウ。大砲の玉はここまでは飛んでこないぞよ」とか、

なんかなんか、戦国の戦を戦い抜いた武将と武将の名馬になったみたいな気分でござるぞ。

 

それに夜の牧場は楽しいのです。

お月様とハッティさん。目が光ってる。



夜に納屋でホットチョコレートやスープ、ホットサンドなどをいただく。ちょっとしたキャンプ気分。

 

霧が深くなってきてミステリアスナイト。

日曜の夜はちょいと冷え込んで来たけど、金曜と土曜の本番の5日はあんまり寒くなくって良かった。

 

んなこんなで、

今年は何事もなくボンファイヤーナイトが終って良かったどー。

 

 

「打ち上げ花火とハッティさん」の動画はこちら

https://ameblo.jp/nijikolove/entry-12773250377.html

 

 

 

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