いつだったか、
家族で昔食べたお菓子の話になった。
あのお菓子をもう一度。
しかしながら、ベジの人(ダンナ)はヘゲレス人なので、彼の子供の頃の懐かしいお菓子のことを熱く語られても全然ピンとこんのですわ。すまんのう。
それはベジの人もおなじで、ホームランバーとか、メロンの容器のメロンアイスとかピンクレディーの宝石箱とかふぉざちゃんが熱く語っても、なーんも共感ないので悲しい。お互い様。
まあ、娘ちゃんとはイオンにある駄菓子屋さんのお陰で、小さな容器に入ったヨーグルト駄菓子とか、ちょっとは話が通じるのが救いだよ。
そんで、アメリカのスナックの話になって、プリングルスがまだソニープラザだけでしか売っていない頃に、(いつの話やねん)プリングルスと並んで売られていたチーズスナックがあった。
2センチくらいのチューブ状クラッカーの中にチーズクリームが入っていて、日本のお菓子で言えば形は「コロン」。甘いクリームの代わりにセイボリーなチーズクリームが入っている感じ。その名前がどうして思い出せない。うちのベジの人も何年かアメリカに住んでいたことがあるので、そのスナックの話をしたが知らんと言う。
あのスナック美味しかったなーーー。何やったかなー、名前。また食べたいなーー。
なんて、そんな話をしたのをすっかり忘れていたクリスマスの朝。
ファイヤープレイス横のクリスマスストッキングに何やら入っているではないか!!
おーーーーーっ
コイツはもしかして、昔食べたアメリカのスナック??
Combos
そうだ、コンボス。そんな名前だった。うわっ、懐かしーーー。ユースの頃の思い出が湧き出るじゃん。
ベジの人が、べらぼうな値段で売っているアメリカのお菓子専門店で見つけてくれたみたい。うれちー。
いざ、オープン。
そうそう、こんなんやった。
お味はどうか。
...なんか、もっとチーズチーズしてたような、そしてチーズクリームが多かったような、もっと美味しかったような。。。なんかちょっとガッカリ。味覚の記憶って曖昧だな。当時は、アメリカの独特なチーズ味が新鮮で超美味しかったのに。その味にもう慣れてしまったのかな。
「どれどれ」と味見をした、ベジの人と娘ちゃんが
「コレってば、タックビスケットのチーズサンドやん!!」
と口を揃えて言う。
「タックビスケットチーズサンドウイッチ」とは、塩の効いたクラッカーにチーズクリームを挟んだスナックの事。イギリスのどこのスーパーでも1個£1とかで買える手頃なスナック。
アメリカ産のコンボスが£4もするのに味が同じと言われるとなんかしゃくにさわる。
あんまりギャーギャーいうのでタックビスケットとコンボスを食べ比べてみることにした。
あーーー、ほぼほぼ味一緒やけど、コンボスの方がチーズの味が若干濃い。さすがアメリカ。このまったりとした濃さがUSA。
が、コンボスを£4も出して買うんやったら、ぶっちゃけタックビスケットチーズサンドで事足りる。
そんなこんなで、
昔食べたアメリカのスナックの名前が判明したし、久しぶりに懐かしのコンボスが食べれて良かったよ。タックビスケットチーズサンドというオルタナティブも発見できたしね。
とりま名前が判明したので、年末、ぐっすり眠れそうだ。
さてさて、今年も大詰め。
2022年よ、さようなら。
あーー、「ゆく年くる年」観たいな。除夜の鐘を聞いて心を浄めたい。積りに積もった煩悩を取り除きたい。
皆様、良いお年を。