先週の水曜日は
ハッティさんの削蹄の日でした。
ヘッドカラーを装着してファリアーさん(装蹄師)を待ちます。
ハッティさんのマダムキラー的な流し目💖
あら、だいぶタテガミも伸びたね。前はパンキッシュなスパイキーヘアだったのに。
お友達の木こり犬が来たよ。
ハロー🎵フガフガっ。
そうこうしている間にファリアーさん到着。
約2ヶ月ぶりの削蹄。
綺麗に切ってもらいました。
蹄の面取りも綺麗です。見えるかな。
料亭の大根の煮物の面取りみたいですね。
今回切った蹄ももちろん蹄リースに飾りますよー。
いまの季節、ポニーちゃんたちをイライラさせるのがホースフライに卵を産み付けらこと。
ホースフライはボットフライとも言います。日本名はそのままウマバエ。
クラッカー先輩は栗毛なので卵が見つけやすい。
ハッティさんは白いからあんまり目立たないけど、同じく産み付けられてます。
このホースフライの卵は粘着性に優れていて馬に毛にペタっとくっついていてブラッシングじゃ落ちないのですよー。
T型カミソリで剃る様にして卵を落とすのだ。
このホースフライの卵、
馬がグルーミングをする時に口に入って馬の腸などに長い間寄生するのです。
その恐るべきライフサイクルを紹介しよう。
成虫が馬の毛に卵を産み付ける
グルーミングなどで馬の口に入った卵は馬の歯茎にあたりで第一回脱皮をし胃に下る。
幼虫は胃で約10ヶ月滞留。9月頃から6月頃。
初夏にサナギとなり馬糞と一緒に外に出る。サナギで約8週間馬糞で時を待つ。
8月の終わり頃、成虫となり7〜10日間生きるその間500個の卵を産みつける。
繰り返し🔁
わ〜〜きしょいですね〜。
けれど、
秋のはじめ頃か、虫が胃に下ったころに虫下しお薬をハッティさんに与えるので寄生虫を根こそぎ出してやっつけるのだ。ふふふ。待っていろよホースフライの幼虫ども。
ハッティさんの夏毛が物凄い勢いで抜けています。そろそろ冬毛支度の始まりです。
夏が終わるよー😢