日本の🇯🇵
母が住んでいたマンションが売れました。
これで私は本当に帰る実家がなくなりました。なんか日本が遠くなった。。。
去年の1月の終わり頃、
母のマンションのベランダで、この頃はまだ母は自宅療養だったので母の監督のもと、
梅干しと一緒に漬けている紫蘇をツボから出して大きなざるに広げて干して「ゆかり」を作りました。
紫蘇を干しているところ。何日干しただろうか。マンションのベランダからは市街の景色が一望できてお天気の良い日には遠く太平洋もちょっと見えるとても日当たりがいいマンションでした。
同じ頃、お薬により髪の毛が抜けてくるので、帽子を作ってあげました。一緒にシマシマの生地でお揃いの私用の帽子も作りました。
「ゆかり」となる紫蘇は冬のからっとしたお日様により、母が緩和ケア病棟に入る頃には、美しい紫色を残しからっからに乾きました。茶筒に入れてイギリスに持って帰って来ました。
「ゆかり」を塩と胡麻でプチすり鉢で擦り擦り。
「ゆかり」のおにぎりを作りました。

「ゆかり」という言葉、ふりかけの紫の「ゆかり」
と「ゆかりがある」と言うふうに何か縁があることとして使われるけど、そもそもの意味をAIセンセに聞いてみると、
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ゆかり(縁)」は、古今和歌集の歌に由来する「紫(むらさき)」の別称です。紫草(むらさきそう)の根で染めた紫色が、近くの布まで染める様子から、深い繋がりや「縁」を象徴する言葉となりました。高貴で、誰かの幸せを願う心を表す言葉です。
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そんな素敵な意味があったんだね。
「ゆかり」のおにぎり、
美味しくてしょっぱくてすっぱくて、いろんな思い出の味。母と私はゆかりある人、その場所は私とゆかりのある場所。古今和歌集の時代から受け継がれて今もなお使われている言葉。
高貴で、誰かの幸せを願う心を表す言葉。
ゆかりって心にきゅっとくるいい言葉だな。



