ああ、
まだ2月か。。。。でも、もうすぐ2月も終わる。
今年に入ってから、正確に言えば、馬のベイビーちゃんが去ってから時の経つのが遅い。
冬が終わって、春がやって来るのだけど、なんか、ベイビーちゃんがそこに居たことが遠く離れて行くようで、辛い。雪とか雨の日もベイビーを思い出して辛いけど、今日みたいにポカポカ陽気だともっと辛い。春なのに淋しい。水仙を見てまた泣く。
。。。。。
ゴソゴソとキッチンの使いかけ専用収納ティンの中を整理。
あー、米麹が出てきたど。
塩麹とか流行った時の残物か。そう言えばこれで甘酒も作ったな。
ふむふむ
賞味期限: 2019/5/28
オッケーオッケー。まだ全然大丈夫。余裕、余裕。乾物に関してはヴィンテージ感覚なふぉざちゃん。
桃の節句も近いことだし、
いま一度、
甘酒を再び造る。「作る」じゃなくて「造る」なのだよ。
樽の中の発酵途中の酒を、柄の長いしゃもじみたいなんで、ねじり鉢巻して酒造りの唄を歌いながら混ぜる。伝統ある造り酒屋。
じゃなくて、じゃなくてーーーっ
保温力のあるフラスコに、いわゆる、魔法瓶で造る。
魔法瓶って結構なパワーワード。
作り方はパッケージの裏に親切に書いてくれている。ありがたい。
ご飯と米麹とお湯(60度くらい)で混ぜる。 あとは温めておいた魔法瓶に入れ、放置。
以上。簡単。
あとは魔法を待つのみ。魔法瓶だからね。
次の日。
出来たどーーーー。甘酒のもと。
魔法瓶の中の温度が低かったのか、ちょい茶色い。まあいい。気にしない気にしない。甘酒作り続行。
適当な量の甘酒のもとをお湯でちょっと薄めて温める。
砂糖を入れると書いてあるが砂糖なしでも、結構甘い。
甘酒出来たどーーー。飲む点滴。
賞味期限切れとか嘘のよう。フツーに美味い。
つーか、もはや普通の基準が曖昧だが、うまいと思う。
優しい味だ。ほっこりするとはこのことか。
物に満たされることが幸せならばそのハードルを下げると世の中は幸せな事だらけ。
ひな祭り本番にはまだちと早いが、
"豪華絢爛5段飾りタペストリー雛人形"&"幻の傑作母親作、折り紙教室お雛様"の前で甘酒グビグビ。
ブハーーーっ、なあ、右のおっさんよう、人生ってやつはようっ。。。
赤いお顔の右大臣とふぉざちゃん。まあ、アルコール度数は微々たるものだが。
お雛様の横に飾ってある、娘ちゃん作のベイビーとハッティの絵を見てまた涙する。
淋しさのハードルは下げることができないの。
アイミスユウ。。。
「今週のお題」