あら、
もう4月後半。
それにしても雨が多いイギリスのここら辺。天気予報は晴れだと言っているのに、雨が降る、みぞれが降る、雹も降る。朝方は0℃だと。どうりで寒いわけだ。
天気予報もおひさまマーク出しちゃってるけど、もはや晴れて欲しいという希望的観測が入っているのだろう。わかるよその気持ち。
雨が多くて良い事をあげると、庭に水をやらなくてもイイってこと。
野草も雑草もワラワラ生えてきています。
ところで君は、
ガーリックマスタードという野草を知っているかい?
ライフサイクルが二年という、アブラナ科の植物。
二年かけて成長するガーリックマスタードは去年は花は咲かずに葉っぱだけだった。今年は二年目の花咲き期なので、イギリスではそこらじゅうに、アブラナ科の掟4枚花びら十字の花を咲かせて群生しています。
ハッティさんの牧場のエッジにもワラワラ生えてきてます。
この野草、ガーリックマスタードが美味いのだよ。
二年前に作ったペストソース。ピリリと辛く大人の味のペスト。
↓過去記事こちら↓
今年はガーリックマスタードのお漬物を作ってみよう。
この、ツンとくる刺激的な味はからし菜に似ているので、からし菜のように漬けたら絶対に美味いはず。
茎は硬いので先の方の柔らかい部分をポキっと収穫。
お酢、砂糖、醤油、塩昆布、お塩&ロッケンロールなジップロック漬けな一夜を明かすと、
出来たどー。
コレむっちゃ美味いぞ。野草とは思えぬうまさ。ご飯が進む。
こっちに道の駅があったらそこで売りたい。
これからは許可取ってね。
今日本で何かと話題なお漬物、今まで無許可で売ってもOKだったことの方が怖いのだけど。
口に入れる物なので、作っている場所の衛生面とか、無理難題な一律な基準ではなくて、小規模でも作れるようなきちっとした基準を作ってその上で役所の人が出向いてしっかり衛生面チェックすればいいのに。無駄なアホみたいな意味ないペーパーワークをやめたらできるんじゃね? それか村や町で共同作業場作るとか。←いざこざ起きそうフラグ立つ。
あ、良いアイデア閃いた💡
「おばあちゃんの漬物レシピ」を売ればいいんじゃん。で、それに添えて漬物はただで欲しい人だけどうぞみたいな。知らんけど。
これで伝統の漬物の味も途切れることなく次の世代にも作り継がれるのである。
お漬物のこれからを熱く語ってしまった。
話がそれた、もとい。
イギリスで作るガーリックマスタードのお漬物の話しでしたね。
今日のお昼ごはんはガーリックマスタードのお漬物を刻んで炒飯にしてみよう。
ちょうど今、ホリデイに行っている義妹のニワトリのお世話をしていて、そのニワトリちゃんが今朝卵を産んだのでそれも使うぞ。ごめんよ。いただくね。
卵を
頂き女子ふぉざちゃん❤
小ぶりだけど新鮮で美味しい卵。
炒飯にちりめんじゃこをぶっ込みたいところだが、いかんせんここはイギリス。
大量の稚魚のボイルしたものなど残酷卑劣。可哀想過ぎてか売っていません。動物愛護の国だから。知らんけど。
なので鰹節をぶっこむ。
できたどー。
ガーリックマスタード炒飯
絶品だわ❤しあわせ
〜〜〜日本では〜〜〜
ガーリックマスタードは日本では外来植物で、日本固有種を枯らしてしまう危険度ハイレベルの植物らしいです。
おい、ガーリックマスタード!
超危険外来植物。
もし、日本でこのガーリックマスタードを見かけたら片っ端から駆逐し、美味しく頂きましょう。