ポニーのハッティさんの
フィールドに、池と言いますか、日照りが続くと干上がる名も無ききったねー大きなポンド(水溜り)があるのだけど、
「睡蓮」で有名なモネにちなんで、
「モブの池」と命名してます。
はい。名も無いモブ池なんでね。
そのモブの池には、もちろん睡蓮は咲いていません。その代わり、わけの分からん葉っぱときったねー藻がわさわさです。
先日、モブの池の水面に白いものが無数に浮いていて、近くに咲いているサンザシの花びらが舞い落ちたのだろうと、気にも留めていなかったのですが、
よくよく見てみると、
水面に小さな花が咲いているのです。なんだコレは。
どうやら
梅花藻(バイカモ)という植物らしい。
カタカナで書くと何のこっちゃわからんが、漢字で書くとやたら風情がある。
地味な小さな花だけど可愛らしい。
モネの池には睡蓮。
モブの池にはバイカモ(梅花藻)
なんかしっくり来るわー。
じゃ、
梅花藻で初夏の句を一句。
と
知的に言葉を編む自分に酔っていると、
ハッティさんたちがやってきた。
ズブズブと池の縁に入って梅花藻をズズっとすすってる。食べるんかっソレ。
その後、ハッティさんモブの池にご入水。
ああーー、可憐な梅花藻ちゃんがーーー。
アタイの知的な俳句の時間がーーーああああ。
んで、
バシャバシャ水遊びを楽しんだら、ザバーーーッっと池から上がってきて
ふぉざちゃんにすり寄ってムハムハして、その後しれーっと遠ざかるハッティさん。
すり寄って来てくれるのは嬉しいけど、なんかソレってわざとやってるっぽい。そんな気がする。
服を濡らして行きやがった。
池の藻くっさ。
ま、ハッティさん、楽しそうだからいっか。服は汚れるの前提だからね、牧場にいるとね。
そう言えば、
たまにここのモブの池に2羽のカモが来るのよね。
ここで一句。
梅花藻の 池に来たカモ つがいかも