先週の金曜日のこと。
久々に晴れた。
前々から、
4頭の馬を持つ隣の牧場のおじさんが、
馬に乗りたかったらいつでも言ってね。乗せてあげるよ。
と言ってくれていて、お天気が良い今日は、絶好のライディング日より。明日からまた雨になるらしいから今日のチャンス逃してはならぬ。
ちゅうことで、今日、馬のおじさんの馬に乗せてもらうことになりました。
馬はジータという馬で、今年で22歳。ロン毛のいい女。
鞍を装着する前にブラッシング。
ジータはハッティさんに比べたら超でかい。ジータは体高たぶん155cくらいの馬。クラッカー先輩よりもデカイと思う。ハッティさんは体高140cのポニー。
ジータにサドルを乗せてブライドルを装着して準備完了。
熟女パワージータ。君は薔薇より美しい。それもそのはず、ジータは若馬の頃にショウホース大会にエントリーしたことがあるんだって。
イザ、ジータに乗るふぉざちゃん。
てっきり、よくあるふれあい牧場的な、おじさんが引き綱を持っての馬歩きだろう思っていたら、
なんと、
なんと、
ガチの乗馬レッスンのようで、レイン(手綱)の持ち方、方向を変えるとき、止まる時などの方法などをちゃっちゃと一方的に教えてもらって、おじさんは引き綱無しで横に付いて歩くだけ。いきなり馬をコントロールさせるつもりか。
なんちゅうスパルタ。
なんとか並足、方向転換はできたけど、それもこれもジータがお利口さんだから。
並足もなれてきてある程度歩くと、
「じゃ、ランしてみようか」とおじさんが言ったような。
「え、今、run って言った?」
「ランっていってもトロット(速歩)だから、わしが走るとね、多分ね、ジータもトロットでついてくるからね、しっかりレイン(手綱)を持って」
「えーーーーっ!!、無、、、、」
「行くよー、トロット、トロットっ」
と走り出した。
トロット(速歩)に合わせて、1、2、1、2、と立つ座る立つ座るの動作をしなくてはならぬ。
無理っ無理ですーー。心の準備ができてませーん。
一周を終えて、有無を言わせずまた行こうとしたので、
「このへんで今日のレッスンは終りにしてくださいーーー」と半泣きで内蔵出そうと訴え、今日のレッスン終了。
馬から降りる時は、
鐙から両足を外し、前かがみになって右脚を後ろから左側にまわしてそのままスライドして降りる。
ジータの体高が高いのと、あまりにもスパルタレッスンだったので、脚がガクガクしてて、着地した時に足が立たず尻もち付いてしまったよ。アハハ。笑うしかないってやつ。
ふれあい牧場系の引き馬に乗ってただ歩くを想像していたふぉざちゃんは、
この突然のガチンコ乗馬レッスンに、
聞いてねえよーーーっのダチョウ状態。
とにかく、こんなポンコツのふぉざちゃんを乗せてくれたジータがお利口さんで良かったよ。ありがとうジータ。
拙者、馬上の人となり申しておったので、華麗な乗馬の写真は無しでござるよ。残念無念。ああ、残念だなー。
乗馬を終えて、ハッティさんとこに戻ってくると、
おや、
ハッティさんどこだ??ハッティさーーん。
あれ、ハッティさん、ステイブルの影でどったの?
哀愁漂う...
もしかしてジェラス?拗ねてる?
ごめんよ。他の馬にかかりっきりでその上、乗馬までしちゃって、
ごめんよハッティさん置いてけぼりでごめんよーーー。怒ってる??
ゆるちてー。(´;ω;`)
ねえ、機嫌なおしてくれよー。
え?
ペロペロ、ペロペロ。。
ただ単に
無心に
ソルトリック岩塩の塩舐めてた。。。
ペロペロ。今日はお天気いいから塩分補給、塩分補給。
ペロペロ。
そんな
のん気なポニーのハッティさんですがブレイクしたいなあ。。。
ブレイクとは馬用語で乗馬に調教するという意味です。