暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

「ウドー音楽事務所」創業者の有働さんありがとう

先日、

ヘゲレス人のダンナ、ベジの人が、

「ウドーが亡くなったらしいよ」

と言った。

 

ベジの人は、70sロック大好きオタク人間である。大体の70sの大物ロックバンドは日本公演の際には絶対にプロモーターはウドーだということを知っていたのだ。

 

私達日本人が海外の人と共通のロックバンドの話題で盛り上がることができるのは、ウドー音楽事務所が70年代からロックバンドを日本にガンガン呼んでくれたお陰であると思う。ロック文化の共有。少々英語が通じなくとも話は弾むのだ。ブドカン(武道館)、オーサカフェスティバルホール、コセイネンキーン(厚生年金会館)とか、数々のレジェンドライブが生まれた。

ベニューまで知っているからな。こちらロックオタクなやつらは。

 

アーティストたちは日本公演、特に武道館は特別感があるみたいで、当時の海外バンドは武道館でライブをすることがステイタス、成功の証だと言われていたようだ。(今もかな?)

武道館でのライブ音源のLPは当時のバンドがこぞって作っていたっけ。武道館だけじゃなく、他のベニューでも日本公演は音源が半端なくグッドコンディションでクリアらしい。

 

数々の大物アーテイストたちに日本公演したいと思わせ、海外のロックバンドにとって日本が特別な場所と格付けしてくれたのもウドー音楽事務所だと思う。その功績は素晴らしい。だってだって日本人として鼻高々だもの。

 

憧れの70年代は経験していないけど、

80年代、大体の観に行ったロックバンドのプロモーターはウドー音楽事務所だった。と思う。

 

 

スタイルカウンシル、ポール・ウエラーを観たいだけに行ったライブのパンフレット。↓

いま改めて見ると、酷いデザインだなあ。。。

 

 

生ウエラー様を拝むことが出来たのもウドー音楽事務所のお陰。

客はほぼほぼカルチャークラブのファンだったような。今思えば、生ボーイ・ジョージを観れて良かったよ(逮捕前)。

これもウドー音楽事務所のお陰です。

 

 

↓ストーンズ来日のパンフレット↓

ロックレジェンド生き字引を生で拝めたのもウドー音楽事務所のお陰です。

 

 

80'sはロックバンドがこぞって来日してたな。海外ロックバンドライブと言えばウドー音楽事務所だったワタクシの青春。

 

 

そんなウドー音楽事務所の創業者である有働さんが老衰でお亡くなりになりになりました。

 

ウドーさん、素晴らしい海外ロックバンドを日本に呼んでくれて、感動を届けてくれてありがとうございます。本場イギリスのロックオタクたちと肩を並べて話が出来るのもウドー音楽事務所のお陰でございます。とワタクシはお礼が言いたいのであります。

一足先にそちらに行ってしまったロックレジェンドたちとまたライブイベントを楽しんで下さい。

 

RIP

 

↓ウドー音楽事務所50周年の時の記事↓

https://gendai.media/articles/-/63371?page=1&imp=0

 

最近は、時代が時代なのか、煽っときながら弾けた若者が可愛そうなコトになるなんかなんかよくわからんイベントもあるみたいだけど、

 

魂がゆさぶられる時空を超えるロック、これからもどんどんかっこいい洋楽バンドを日本に呼んで魂と魂がぶつかりあうエキサイティングでオーディエンスをハッピーにさせるライブを次世代にも届けて欲しいと思います。

 

 

ELPのレコードジャケットみたいだろう

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