Sloe berry
(スローベリー)
はブラックソーンという植物の実です。
イギリスではブラックソーンはポピュラーな植物でフィールドのフェンス代わりに生垣として植ってたりわりとよくお目にかかれる草木です。
ハッティさんの後ろはブラックソーン(スローベリー)の生垣フェンスです。
枝にトゲトゲがあるので
シープや馬などのフィールドの自然のフェンス、土地の仕切りとしてブラックソーンと山楂はよく使われているよ。
春4月頃には白い可憐な花が咲きます。
スローベリーの花、可愛いね。
その昔は、このスローベリーで家庭で日本の梅酒のようにジンに漬けて家庭のスロージンを作ったり、ジャムを作ったり、季節の食べ物だったようだけど、生で気軽に食べれないし、作ったりする手間が面倒なのか、ブラックベリーは摘んでもスローベリーを摘んでいる人は少ないと思います。今では忘れ去りしワイルドフルーツとなっております。
実の成る様はブルーの実がわらわら枝に付いてて葉っぱの形も相まって超かわいい。
なんかもうかわゆ過ぎてついつい激写してしまうし、実をピックしちゃいます。
私はこの植物が好きです。
みんなには忘れ去られてるけど、ふぉざちゃんは忘れてませんよー。毎年ブラックべリーと混ぜてポリフェノールドリンクにしたりして活用しています。スローベリー単独では渋味が強いからね。
そ・こ・で、
ジュース以外のスローベリー単独活用方法、
スローベリーの塩漬けを作ってみるよ。
いわゆるスローベリーの梅ぼしです。
確か5年前にも作りましたね。ああ、あれから5年も経つのか、、、
今こそ復活の時!スローベリー梅干し!!
梅と同じバラ科の植物だし、梅酒のようにジン漬け込んでスロージンになるくらいなのでスローは梅ぼしにだってなるんです。
綺麗に洗って
キッチンペーパーで拭いて
消毒したジャーに入れる。
塩を入れる。基本、果実に対してにの塩20%らしいが、ワシはテキトーじゃ。
ドバっとテキトーに塩。
梅酢ならぬスローベリー酢が上がってきたら一日一回ジャーを回して酢を全体に行き渡るようにする。
10日後
できたどーーー。たぶん。
スローベリーの塩漬け小梅風
お味は、
梅干しのようなとんがったすっぱみはあんまり無くいい感じに酸っぱい。スローベリー本来の渋味も消えていてとても食べやすい。
ほんのりフラワーテイストが残っています。
味を表現すると、
「イヴ」というチューインガムを1時間くらい噛んだ時の味に塩を混ぜた味。
ほんのりフルーティーな塩味な小梅って感じ。
おにぎりにしてみました。
UK生活のママさん方で
小梅がどーーーーしても欲しい時に役立ちます。マウント取れるでーー!
小梅のおにぎりにしか見えん。
もうこれ小梅だろ。
スローベリーは学名上バラ科。梅も同じバラ科だし、小梅っていってもなんら嘘じゃない。
5年前の前回もおにぎり作ったとおもうが。。。
この5年でおにぎり作りがあんまり上達していないのがショック😨
三角型にはめて作ったのに。
またある時は、
なんかおかずを作りたくないある日のお昼のおにぎり。
スローベリー小梅とチャイブとフライドオニオンと胡麻のおにぎり。
コレが最高に美味かったぜよ。
スローベリー梅干しの最大の魅力は、紫蘇を入れなくてもアントシアニン色紫に染まるってことー。
種をとってまな板でたたいて何かにまぶして食べるのがマイブーム。アクセントになって超美味い。
第一回目のスロー梅干しが美味しすぎて底をついてきたのでスロー梅干し二回目を仕込みました。
みんなが忘れても、だれもピックしなくても、あたしは毎年忘れないよスローベリーちゃん。
そして
今日も生垣にへばり付き、スローベリーをピックするのであった。