暇の向こう側 ~ジプシーバナーホースのいる暮らし~

イギリスでジプシーバナーと言う美しい馬と暮らしています。馬のお世話の事や木の実や野草を食べたりするカントリーライフブログ

あれからファイブイヤーズ

このブログをスタートさせたのは、 2019年8月28日 のこと。 あの日から5年が経ちました。 Five Years デイヴィッドボウイの曲が脳内に流れる。 確か、あと5年で地球が滅びるみたいな歌詞だったな。残された時間はあと5年みたいな。 ブログ記事第一号は、た…

薔薇ふぜゐ。その後

ふぉざちゃんちの雑い庭に、 赤い薔薇のランカスター殿と、白い薔薇のヨーク殿の薔薇が咲いていたの。 けれども ヨーク殿は全滅してしまい、残る二本のランカスター殿も瀕死の状態です。 去年は花を咲かせたけど、今年はもう無理かな。 心配そうに見守るダル…

復活のバードバス

雑多な ふぉざちゃんちの庭に、 鳥たちが集まる、鳥たちのための、鳥たちの水飲み場、鳥たちのオアシス、鳥たちの社交場、鳥たちの銭湯または足湯、 または鳥たちの大江戸温泉物語。 みたいな、 バードバスがある。 が かなり古い物なので、上部のお皿の部分…

庭の花咲く果樹たち

雑多な庭の果樹園。 勝手に果樹園って言ってるけど、 雑多な狭い庭にテキトーに種を植えてたら勝手に生えてきて大きくなった果樹たちです。 その、果樹たちが花を咲かせました。それもこれも栄養たっぷりのハッティさんたちの馬糞土のおかげ。 まずこちら、…

幼鳥の囀り

先日、 庭のフェンスにまるでまるで地球外生命体の様に蔓延っているアイビーを割と大胆にカットした。 ここにはかつて、ブラックバードが巣を作り、ひと夏に3回も産卵、卵を温め、子育て、無事巣立ちという感動のドラマを見せてくれたが、 今や、バブル崩壊…

ゴボウの葉っぱのテーブルクロスとか

この植物なーんだ。 正解: ゴボウ。正確には野生種のゴボウ。英名バードック 今年も、うちのザッツ(雑)メドウガーデンにワラワラと野生種のゴボウが生えているわ。 特にこのゴボウの葉っぱは超デカイのですよ。 トトロの頭に乗ってる葉っぱはコレじゃねーの…

ハッティさん、空を飛んで雛のベッドとなる

ポニーちゃんたちは 只今、換毛期。 冬毛が夏毛に生え変わるのです。 馬の毛の生え変わり時期はハッティさんの場合、2月中頃からジワジワはじまっていて、 今もガンガン冬毛が抜け落ちてます。ハッティさんがブルブルってしたらワサワサワサワサって毛が舞…

雪がいっぱい降ったら思い出す映画「シャイニング」

先週は雪、 結構降りましたね。あなたのお住まいの地域はどうでしたか? んで、結構な速さでさっさとボッタボタ溶けていったけど。これが夜に凍ってブラックアイスとか超危ない。 うちの雑多な庭も雪化粧したらまあまあかわいかったど。 ダル子とパグ子も雪…

牧場の花たちを守りたい

牧場の 木瓜の花の蕾が膨らみ始めました。 木瓜の蕾が膨らみ始めるともうすぐひな祭り。 うちでは桃の花の代わりに木瓜の花を飾るのよ。濃いピンクがカワイイ❤ そうそう、 2月のはじめ頃に、牧場の樹齢100年の林檎の木の子孫を残そうと、枝を水にさしてバス…

㊗服部さん帰還!!だと思う。

服部さんを 覚えていますか? そう、服部さんとは、家の庭に来ていた鳩のこと。 もう、かれこれ4、5年はうちの庭のレギュラーだった鳩。なのでほぼほぼうちの鳩だったんです。野生だけど。 だがしかし、悲劇は起きたのです。 Hの悲劇 (服部さんのHね。鳩のH…

さようなら服部さん、いつかまた大空へ

とても ショッキングな出来事がありました。悲しい。 何があったかと言いますと、服部さんご夫婦の片割れ、服部さんの夫(多分)が猫に襲われました。 あ、言い忘れましたが、服部さんとはうちに来る鳩のこと。 番いでいつも庭に来るので服部さんご夫婦と呼ん…

種から育てたりんごの木の快挙

私は種を植えるのが好きだ。 美味しくいただいたりんご、梨などフルーツの種はとりま庭の隅やプランターに植えてみる。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるってなわけで うちの庭には、 種から芽が出て木になったフルーツの木が所狭し生えているのよ。 梨、プラム、リ…

ローズヒップ習慣

庭の ローズヒップを採る際にバラの棘が指にグッさり刺さり負傷しつつもひたすらに耐え、 ローズヒップのホジホジ修行を終えました。 今や季節のイベント。 先っちょの黒い部分をハサミ切り落としそして半分に切って、専用スプーンで種をほじり出す。 あ、専…

薔薇ふぜゐ(其の二)

家の庭の ヨーク殿とランカスター殿。 ↑写真は去年のもの もう、かれこれ5年くらい前だったか、母の日に娘ちゃんからもらった赤薔薇ランカスター殿。 母の日過ぎて、超破格値で買った白薔薇ヨーク殿。と、まあ、名前は勝手に命名したんですけどね。 んで、…

薔薇ふぜゐ

うちの庭に薔薇の木があるのです。 手塩にかけて育てていません。 この種はドッグローズとかの野生種の薔薇、ワイルドローズです。野生は野生らしく手間暇いらずでもう伸び放題。 今の季節、可憐な白薔薇が咲きます。 咲いたと思ったらすぐに散る、なんとも…

寒い始まりの四月

昨日から寒い。 みぞれ!雹!!雪!! ウソだろって。 朝方は気温はマイナス2度だと。 先週はあんなにポカポカだったのに。 ハッティさんのスティブル内の水バケツを再び登場させて干し草で囲んで凍結防止。 外のウオータートラフは凍るかもしれないのでね…

あつまれどうぶつの庭

ハッティさんの冬毛が抜け始めたよ。 抜け始めて分かる、髪は長ーーーーい友達。 いや、ポニーちゃんの場合、冬毛は抜けても生え変わるから長い友じゃないんだけどね。季節物。 クラッカー先輩の栗毛とハッティさんの白い毛。 このポニーちゃんたちの抜毛は…

春のゴボウは突然に。

三月に入って、 そろそろ雑多な庭の手入れをしなければと思い、パンジーを先週はじめに買ったけど、雨で寒いし、やる気が起こらずパンジーちゃんはいまだプラスチックのナーサリートレイに入ったまま。 昨日はちょいと寒いが重い腰を上げ、荒れ果てた庭をキ…

庭の野菜オールスターズ2021

今年は いろいろと野菜を植えてみた。 野菜畑の土を作るため、春先に牧場から馬糞土をせっせと運んだっけ。 ふぉざちゃんが馬糞を運んでいる。 ああ、糞ころがしのやうだ。 小学校の国語の教科書に出てきそうな、なんとも詩的でポエティック。情景がうかん…

花付きヤングコジェットの天ぷら

先日、 ヤングコーンのトリコになったヤング(マインド)なふぉざちゃんです。 またまたヤングですよ。ヤング狙い。 今回は、ヤングコジェットです。 何回も何回も耳にコジェットができるほど言うようだけど、コジェットとはズッキーニのこと。 コゥジェットと…

とうもろこし収穫レッツゴーヤング!!

今年は 家庭菜園にちょいと力を入れてとうもろこしも植えてみた。 と言っても、ちょー雑なんすけどね。 それでも、愛情グローイングバッグで育てたとうもろこしくんがぐんぐん伸びて実をつけたよ。 先っちょのヒゲが茶色になったら収穫の合図らしいので、そ…

ごぼう掘りがガチ土木工事だった件

うちの庭には ごぼうが育っている。 野生種のごぼうだ。それについては感動のストーリーがあるのでバックナンバーを読み漁って欲しい。 始まりはこれ とか。 これ とか、 最近ではこれとか。 先日、DIYリサイクル米袋グローイングバッグで育てたごぼうを収…

コジェットがいっぱい

今年は、 家庭菜園に力をいれてみた。 家庭菜園はまず土作りから。 とか、それっぽいコト言ったところでテキトーが取り柄のふぉざちゃんなので、あんま読者の心に響かないと思う...。 春からせっせとよーく発酵して土に還った馬糞土をフンコロガシのよう…

野生のごぼう収穫祭(お料理編)

おさらい。 なぜに野生のごぼうにこんなにも熱くなっているのか? まず、ここイギリスの片田舎ではごぼうが買えない。スーパーで売っていない。というディスアドバンテージなバックグラウンドであること。そこんとよろ〜。なので、ごぼうなるもの、英在住の…

祝!野生のごぼう収穫祭

「野生のごぼうで庭を埋め尽くす計画」を樹立してから4ヶ月が経った。 過去記事↓ 見よっ、うちの庭を。 ごぼうっ ごぼうっ! ごぼうっ!! ❲かぼちゃ、コジェット、じゃがいも、コーン雑草などに紛れてごぼう❳ ごぼうだらけでございます。 かくして「野生の…

ホワイトアスパラガスを育ててみた

何年か前に植えたアスパラガスがここ2、3年で収穫が出来るようになった。うれちい。 高級野菜。アスパラちゃん。 そんな、ただでさえ高級なアスパラちゃんをワンランクアップさせて、 超高級野菜ホワイトアスパラガスを育ててみよう。 アスパラの芽が少し…

白薔薇咲いた。そして挿し木ブーム到来

ヨーク殿ご開花っ!! ついに白薔薇も咲いた。 (あっ、なんかなんか、赤薔薇の位置が絶妙) 赤薔薇(ピンクだけど)のランカスター殿に先を越されていたけれど、白薔薇のヨーク殿も意地をみせてくれたのだ。 これで、赤薔薇白薔薇共に復活。一時は弱って枯れて…

まさかの三度目

庭の、 超(鳥)人気物件の噂は本当だった___。 うちの庭のアイビーネストにブラックバードがまさかの三度目の抱卵。今年三度目よ三度目。こんな事ってあるの? (一度目と二度目の記事は多分下の方の"関連記事"に出て来ると思うので、そちらもチェケラ。貼…

庭に生えてきた高級食材

うちの庭、 ご存知の通り、雑な庭なんですよ。 この猫の額ほどの庭に、クローバーとかよもぎとかアザミとかカミツレとか、オークツリーなんかも生えてて、もう収集つきまへん。 「メドウのようなワイルドな狭い庭」 と言うことにしといてください。お願い。 …

薔薇が咲いた。そして事件発覚。

去年の秋、 瀕死の薔薇、ヨークとランカスター(正式な名ではない勝手に名を付けた)をレスキューするべく、鉢植えにして、子馬のベイビーの忘れ形見の馬糞土をパラパラとふりかけ、日の当たるところを追っかけては置く場所を移動させながら寒い冬を越した。ふ…