先日から、
牧場にパラパラとイチゴみたいな実が落ちているのです。なんだコレ?
これはパインツリー(もみの木)の雄花です。よく見ると花の中にびっしり粉が詰まってる。
この南京玉すだれみたいな、ちっちゃいの全部雄花。ちょっと風でも吹こうものなら花粉が舞ってるよ。
もみの木って松だよね。花粉は大丈夫なのかな。
杉とか松とかの花粉、ヤバない??
花粉症じゃなくて本当によかったよ。
じゃなきゃ花粉地獄だろこれ。
赤いのは雌花です。カワチイ。ノームの赤い帽子みたい。
これに雄花の花粉が受粉して松ぼっくりになるのですね。
なんか初めてまじまじと見た。もみの木の雄花と雌花。
そう言えば、松ぼっくりのシロップを作っている方がいらしたな。
じゃ、作ってみよう!!
作り方をググってみると大体が若いグリーンの松ぼっくりで作っているレシピだけど、
まだ時期的に受粉していないようなので松ぼっくりになる前の雌花で作ってみよう。エグミが薄そうだし、柔らかいそうで固いよりいいかな。
いつぞやの強風で倒れたもみの木から雌花を収穫。倒木だけどまだ元気に生きてます。手が届くところに花が咲いてて収穫しやすい。
ベリーみたい。
手にニチャっと松ヤニが付くが気にしない気にしない。
水、砂糖、松ぼっくりを1:1:1で20分くらい煮る。と書いてあったが、水が多すぎて水1.5になったかもしれん。気にしない気にしない。
冷ましてジャーに入れて
冷蔵庫で2、3日放置。
出来たどー。
赤色が濃くなってる。色は見事にイチゴ色で美味しいそう。
うっすらとイチゴっぽいまったりとしたにおいがするぞ。お味のほどはどうだろう。
イザ飲んでみよう。
うぬ。
味的には、イチゴジャムのまったりとしたフレーバーを薄めた感じで、後口にほのかに渋みがのこる。
案外美味しいよ、これ。松ぼっくりとは思えないキュートな味がします。目からウロコかも。
雌花も食べてみよう。
歯ごたえがヤングコーンだ。砂糖で煮ているので甘いが、やはり後口にほろ苦さが残る。味付けせずに茹でてヤングコーンの代用として使えそう。
今回、松ぼっくりになる前の雌花で作ったけど、次回は若いグリーンの松ぼっくりで作ってみようと思う。
とりま、松ぼっくり(雌花)シロップ成功でございます。松ぼっくりが食用になるとは思ってもいなかったよ。
調べていたら、なんと松の葉もお茶にできるらしい。そう言えば、ハッティさんもこのもみの木の葉を食べてたな。
もみの木の葉っぱを食べるハッティさん。
「馬の食べる草木は人間も食べれる説」を色々試してきてるけど、結構食べれるんだよね。人間も。
ノゲシ、タンポポ、ネトル、カウパセリ、クローバー、ウイローハーブ、etc。。。
もみの木の葉っぱ、試してみよう。