とても、
とてもショックです。
ボウイが死んだときと同じくらいにショックです。
ファッションデザイナー、プロデューサーの山本寛斎さんがお亡くなりになりました。
山本寛斎さんは1970年代から世界を舞台に活躍したファッションデザイナー。歌舞伎の手法を取り入れて衣装の早変わり、ぶっ返りでロンドンファッションショーで脚光を浴び、その後デイヴィッド・ボウイからの直々の電話で衣装デザインを依頼され、ボウイのステージ衣装を手掛けたというのはあまりにも有名な話。
カッコいいジャパンを世界に発信したクールジャパンのパイオニア。
何年か前に
この本買った。
この本、エネルギーのかたまりです。マジ、熱き心。
イギリスで傷心したり鬱気味になったとき、この本を読んだ。
不思議とエネルギーが湧いきて、気がつけば超ポジティブシンキングな自分がいるの。
「私は好きなことしかしない。なぜなら時間がもったいないからだ」 〜本文より〜
そうか、
自分のしたいことすればいいんだ。それは、誰かに見せびらかしたいという超子供じみた動機でもいい、こんな事してる自分カッケーでもいい。モテたいからでもいい。
それでもいいんだ。と、原点にすっと戻れる自分になる。
別に肩肘張って、人様のお役に立つことをするっ。みたいな体裁ぶったことは要らない。異常でもいい。むしろ異常がいい。
熱い言葉がいっぱい詰まってる。
成功を手にし、そしてどん底も味わい、そこからまた這い上がった山本寛斎さんの熱い熱いぶっ飛んでるどこまでも突き抜きてる生き方。だからこそ、心に刺さるし響くし元気になれる。
自分の子供に対しても、この本に書かれてある通り、母国語意外に、他国の友達とその国の言葉で話せるくらいの言語力をつけた。(娘ちゃん、今、もっと漢字勉強中)
この本の最後の方で、入院していたことが書かれてあって、この頃から体調が悪かったのかな。と今思う。
本中でも、「あと10年間はカッコよく生きてみようと決めた」と書いてあって、この本が2008年発売なので、寛斎さん、実行したんだな。それも2年も多く。凄いよ。
今一度、読み返してみようと手に取る。
表紙をめくると、一発目にこの笑顔。
なんか、涙が出てきた。
「カッコよく生きなければ、カッコよく死ねないのだ」 〜本文より〜
寛斎さん、あなたの生きざま、超カッケーぜっ!!!!!!!!!
と心で叫んだ。
R.I.P.
天国でまたボウイと二人で衣装の打ち合わせしてるかな。。。。。。