なんだ、
この暑さはっ。猛暑ではないか。
日差しが痛い。アチチチーーっ。のヘゲレスでございます。
で、レンガ作りの家なもんで、こうも猛暑だと、家自体がストーレッジヒーターと化す。2階は地獄。
日中の牧場も地獄だが、家の中も夜通し熱帯地獄。
人間も暑いが、
牧場のポニーも暑いだろうに。
ハッティさんに水浴びをさせてあげよう。
まずは、びっくりさせないように、
足からちょっとづつホースで水をかける。最初はびっくりしてウロウロして逃げたそうだったけど、冷たい水はやっぱ気持ちがいいのか、じっとしているハッティさん。
グッボーイ、グッボーイ。
この調子で胸から背中に水を掛けてあげたいけど、ハッティさん、水の音が怖いのか嫌がって逃げる。
ロープとホースを持ったままのふぉざちゃんの周りをイヤイヤしながらグルグル歩き出した。ホースがホースの足にからまりそうっ。アハハハって、英語ではホースとホースは完全別発音。
水をまくほうのホース(hose)は「ホウズ」と、ウを伸ばさずに、ホウズと全部の音をはっきりと発音しましょう。
どーだ、たまには役に立つだろ?
ハッティさん、
嫌がっているのに無理に水浴びを続けるとトラウマになるので、この日は足のみ。
次の日も暑い。
ハッティさんの水浴び、この日は胸のあたりまで大丈夫だった。毎日ちょっとづつ慣らしていく。小さな事からコツコツと。
今日はマジ暑いので、背中にも水をかけてあげたい。それが親心ってゆーやつですたい。
毎日ちょっとづつ作戦が効いたのか、草を食んでいる間に背中に水をかけた。食べるのに気を取られていて、嫌がらないぞ。いいぞいいぞこの調子。しっかりと水を掛けてあげることが出来た。
冷たくて気持ちいいねえ。
「フムフム。ハムハム」
分かってんのかな、水かけてんの。
水浴びが終わって、フィールドに返すと、草の生えていない土のところで突然前足を折って寝っ転がりゴロゴロ。
ゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ。。。
あーあ、泥まみれ。
( ・´ー・`)どや
...ああ、そうか。そうなんだ。これは自然のサンプロテクトなんだな。わざと濡れた毛に土を付着させて、直射日光から身を守る。見た目はきったないけど、暑さをしのぐ術を知っているハッティさん、スゴイ。
動物って賢いのですね。
ふぉざちゃんも、直射日光から肌を守るべく、最近はノースリーブやめて、昔、テニス用に買ったユニクロのサラサラひんやり素材の長袖のパーカーを着ているのだ。これ以上の日焼けはヤバい。"小麦色のマーメイド"をはるかに超えて"茶褐色のマーマイト"になるのでね、お肌の健康上良くないのだ。マーマイト、好きだけど。
この、サラサラ素材のパーカー、猛暑の牧場のお仕事時に超お役立ちアイテムなんです。フードを被れば日焼けしやすい首後ろをしっかりカバー。その上、袖口に親指を入れる穴があって、手の甲までしっかりカバー。
(カバーって今更...もう遅いて...)
それに何より、優れた速乾性なので、水をかけてもすぐ乾く。なので、30分おきに、肩から腕にかけて水をかけるんです。冷たくて気持ちいい、熱中症対策。
ほぼほぼ水浴びですがな。水浴び。ポニーと一緒に。
ふぉざちゃんもハッティさんと一緒にゴロゴロすればよかったかなあ。
いつまで続くのこの猛暑。もうそろそろ雨降って欲しい。