最近、
キノコ鑑定にハマっているふぉざちゃんです。
今回はこのキノコの鑑定。
採取日11月19日
パラソルマッシュルーム 日本名はカラカサタケ
このキノコは食用可です。
けれども、前回の25人に1人はお腹の具合が悪くなるシャギーパラソルと酷似なので、その辺じっくり鑑定してみよう。
パラソルマッシュルームは茎にだんだら模様があります。そして、だんだら模様のないシャギーパラソルよりも茎が細い。
↓パラソルマッシュルーム↓ リングを上下に動かせるよ。
↓シャギーパラソル↓(幼菌)
これは幼菌ですが、茎の部分、パラソルマッシュルームと比べると違いは明らかですね。
↓パラソルマッシュルーム↓
キズをつけても赤く変色しない。
シャギーパラソルとの決定的な違いは、傷をつけても赤色に変色しないこと。
傘の地色がシャギーパラソルよりも茶色い。
鑑定結果、これはパラソルマッシュルーム(カラカサタケ)ですわよ、奥さん。
それでは、食用可のパラソルマッシュルーム(カラカサタケ)を実食してみよう。
キノコ自体の味がわかるように、調理方法はいつものグリル。
うりゃーーー。とグリルに乗せる。
ピザみたい。
よーーーーーーく焼くよ。
出来たどーーーー。
またまたレモン醤油で頂く。
さてお味のほどは。
うーーーん、味があんまりしない。
前回のシャギーパラソルの味を10倍薄めた感じで、焼いている時も少しイカっぽい匂いはしたけど、シャギーパラソル程では無い。
肉が薄く茶色い皮が固い。
この個体が開き過ぎてたのかな。幼菌だともっと違うのかわからんけど、味があまり無いので、チーズとかのせたり、クリーム系の濃い味付けとか、調理方法を変えると美味しいかも。
どっちかって言うと、ふぉざちゃん的にはシャギーパラソルの方が濃い旨味があって美味かったな。25分の1の確率のロシアンルーレット的だったけど。笑
*注意*
カラカサタケ(パラソルマッシュルーム)は
毒キノコのオオシロカラカサタケに酷似です。傷をつけて肉が赤くなればそれはカラカサタケではありません。胞子の色が濃い緑だとそれはカラカサだけではありません。カラカサタケの胞子は白色。
日本ではこの手のキノコは避けたほうが賢明でしょう。
野生のキノコを食するのは危険です。1%でも疑いがあれば食べてはいけません。
食する場合は野生キノコのエキスパートと一緒に鑑定してください。
食べるのが目的じゃなくても、胞子の色を調べたりキノコの観察、鑑定楽しいよ。
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