先日の野生のエノキ茸に続く、
冬のキノコの代表格
「ムラサキシメジ」が
牧場の端にニョキニョキ生えてるんです。
英語では wood blewit とか feild blewit。
Lepista 属のキノコ。
おや、これはムラサキシメジではなかろうか?もしくはコムラサキシメジ?
と目を輝かせたのは去年の11月の中頃だった。
ムラサキシメジ、コムラサキシメジを食すことにおいて、間違えやすい似たキノコはウスムラサキシメジ。←毒キノコです。
ムラサキシメジ、コムラサキシメジ、ウラムラサキシメジは食用で、ウスムラサキシメジは毒キノコです。
あー、なんかちょーややこしいし、早口言葉かっ。
毒キノコのウスムラサキシメジの特徴は白っぽい薄い紫色で、ひだも傘と同じ色で、薬品の様な刺激臭がするらしいです。
それに比べて
ムラサキシメジ、ウスムラサキシメジはちょっとフルーティーで、アーシーな土っぽい匂いがします。似ている匂いはビートルートっぽい土臭い匂い。根本が球根の様に丸っこい。
裏面
美しい。紫の君。
胞子の色は薄ピンク
これは1月15日ピックした紫の君。
wood blewit /Lepista nuda だと思うが。
傘は茶色でヒダの色が濃い紫なのでウラムラサキシメジかもしれん。
はたまた、傘の色が前のと比べると茶色っぽいので毒キノコのCortinarius系かもしれん。ヤバい。
毒キノコだとまじヤバいので、
いざ、胞子チェック。毒キノコCortinariusの胞子の色は茶色。
結果発表〜〜〜〜〜!!
胞子は白◎。ムラサキシメジLepista nudaですね。イエーイ👍
さすれば実食コーナー。
前回、すでに実食済なので、心置きなく調理をしよう。
きれいに洗って1時間くらい塩水につけて虫を除く。
パープルが美しいなあ。
ムラサキシメジは必ず火を通そう。茹でこぼすと、煮汁が茶色になります。
そして、火を入れたムラサキシメジは灰色っぽくなります。
茹でたムラサキシメジをソテーして、海苔を散りばめ和風パスタにしてみたどー。
美味い。美味。
見よ。この肉厚なムラサキシメジ。
歯型付く。
アーシーな風味で和風テイストに合うぞ。
今月末くらいでムラサキシメジのシーズンは終るみたい。
前回のえのき茸もそうだったけど、
冬のキノコは色鮮やかで美しいなあ。
そして美味い。
〜重要〜
野性のキノコを食すのは大変危険です。食す場合はキノコ専門家に鑑定してもらいましょう。