あれは去年の今頃の事。
牧場のアッシュツリーの木の根にえのき茸と思われるキノコが生えていて、家に持って帰るも、
恐ろしくて実食を断念した。
過去記事↓
今シーズンも同じ場所に野生のえのき茸が生えてきたどー。
去年の11月頃
地面もぬかるんでいないし、きれいな状態でえのき茸ちゃんゲット。
チャンスだ。
今シーズンこそはやっつけてやる。
まずは、
100%えのき茸っつーことを、調べ上げてみよう。
ヌメリがある○、ヒダの色が白○、茎の根本が黒い○。えのき茸の匂い◎
これだけじゃ心もとないのでもっと詳しく検証しよう。
だってさ、これによく似た猛毒キノコのコレラタケとかGalerina ケコガサタケと間違えたら4ぬ。そーんなのはイヤだ。
ひだと茎の接点部分、しっかりした境界線がある○。
茎部分にビロードのような繊細な毛がある○。
そして決め手は胞子の色チェック。
アルミホイルに半日置きます。
胞子が白だとえのき茸。茶色い胞子が付着するとそれはコレラタケ、Galerinaの怖い毒キノコ。
実験結果
胞子は白い◎ えのき茸であることの決定的証拠。
間違いなくえのき茸の匂いがする+傘のヌメヌメ+白色の胞子+α
絶対に100%えのき茸。確信。
では、実食。
野生のえのき茸でなめ茸を作ってみた。
ご飯にのせて
うまーーーーい。マジ美味い。市販の瓶詰めに勝ったと思う。
これ以降、えのき茸である事が証明されたので、同じ場所にヌメヌメ生えてくるえのき茸で、何回もなめ茸作って食べた。身体に何ら異常はないので、これは野生のえのき茸。
年が明けて1月の今も、霜に負けぢとヌメヌメ生えてきてるどー。ウインターキノコ。君は美しい。
泥にまみれぬうちに採ってまたなめ茸を作ろう。
〜重要〜
野生のキノコを食すのは超危険です。1%でも疑いがあれば食べてはいけません。食す場合はキノコ専門家に鑑定してもらいましょう。