先日、
庭のフェンスにまるでまるで地球外生命体の様に蔓延っているアイビーを割と大胆にカットした。
ここにはかつて、ブラックバードが巣を作り、ひと夏に3回も産卵、卵を温め、子育て、無事巣立ちという感動のドラマを見せてくれたが、
今や、バブル崩壊後の鬼怒川温泉の廃墟ホテル群の風景を彷彿させるようなアバンダントネストがいくつも蔦に絡まって鳥の巣廃墟群となっている。
あら、ハッティさんの毛がネストにちゃんと使われているわ。こーゆーの見るとお役に立ったみたいで嬉しい。
アイビーをガシガシ切ったので、アバンダントネストは丸見えになってしまったけど、もう誰も使ってないのでいいか。
とにかく伸び放題伸びたアイビーをカットしてああ、スッキリした。
と、その時、
ピイ〜〜〜ピイ〜〜〜〜
と、か細い幼鳥の鳴き声するではありませんか!
どこで鳴いているのか?
まだアイビーが絡まったフェンスの上部を見上げると、そこにはいくつかのこれまたアバンダント巣と見られる鳥の巣があるのだけれど、この内のどれかの巣に雛がいるのかっ!?
ピィ〜〜、ピィ〜〜、
上を見上げても、横向いてもピィ〜〜ピィ〜〜とか弱い鳴き声が聞こえてくるのだ。どこで鳴いているのか見つけられない。
確かに聞こえる幼鳥の囀り。
なんかなんか悪いことしたなあ...。
親鳥は、巣が危険な状態になったら、幼鳥共々巣をアバンダントするらしいので、これ以上は探さずにに一旦家に入り窓からフェンスのアイビーを眺めて親鳥の帰りを待っていると、
なんと、
家の中でも
ピィ~~、ピィ~~
と、幼鳥の鳴き声がするではありませんかっ。
ウソっ、
どこ?どこなの?どこなのよーーーーーっ。
で、
キョロキョロしてわかった。
ピィ〜〜ピィ〜〜と、
か弱き幼鳥の鳴き声と思っていた音は
なんとなんと、なんとーーーーっ、
ワタクシの鼻笛でしたよ。ハハハっ。
マジ受ける。
ひとりで大ウケだわさ。
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庭に来るレギュラーの鳥たち。撮影5月ごろ。
ブラックバードの親子。「かあちゃん腹減った」
今年は庭の奥のアイビーの茂みで子育てしたもよう。
スズメのスーさん親子。「もうそろそろ自分で餌食べてよねっ」
今年は、フェンスのアイビーの巣は、スーさんたちに占領されたもよう。
ブラックバードの幼鳥とスズメの幼鳥。 「おかーちゃん、まだかなあ。。。」
鳩の服部さんがやって来たので、慌てて逃げるブラックバードの子供。
「ここは子供の来るところではありません。あっちへおゆきっ!」
服部さんたち、その後ラブラブ♥
こちらはたまに来るスペシャルゲストのゴールドフィンチ。
「こんな所にメドウがあったっけなあ…」
ロビンちゃん。カメラ目線。
あたち、イケてるでしょ。涙袋多めなの。
〜〜追記〜〜
「写真」の昔の漢字は【寫眞】だとコメント欄で知りました。
調べると【寫】のウ冠の下はカササギ(英マグパイ)の象形だそうです。
なので
これまた庭に来る鳥、カササギ(マグパイ)のお寫眞をば追加しておきます。
羽の色が綺麗。
こちらはロビンの幼鳥。かわいいね。
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