先週
牧場で、
いつもならハッティさんは呼ばなくとも、ふぉざちゃんが来たら走って寄ってくるのに、この日は呼んでもなかなか来ない。
おーい。ハッティさん。どーちたのお?
あれ、
うそっ、
オーーノーーー💦
ハッティさん、後ろ右脚を庇うようにヒョコヒョコ歩いて来るではないか。
どうしたんだ?ハッティさん。
牧場をチェックしたら、牧場の縁で滑った跡があるので、ここいらで滑って捻挫したのか?
脚の関節や筋肉を触って、わりと強くぎゅっとおさえても、嫌がらない。骨は大丈夫。打ち身もなさそう。
もしや蹄の病気、ラミナイティス(蹄葉炎)なのか?
蹄を裏ぼりして、蹄裏を押したりしたけど嫌がらない。
えーーー、何?何が原因でヒョコヒョコなってるのー。
もしかして足裏にアブセス(膿瘍)の前兆??
取り急ぎ、痛そうなので痛み止めをもらいたい。
なので
清水の舞台から飛び降りる思いで、馬獣医を呼んだ。と言うのも、一回馬獣医を呼ぶのに呼ぶだけで、来てもらうだけで100ポンドは覚悟しなければならぬからだ。うぬぬぬ。
いつも来てもらう主治医のスパニッシュの馬獣医さんは突如として辞めたので、新しい獣医さんが来た。
診てもらったら、
多分、アンクルのあたりをどこかで打ったのかもしれない。心配しているラミナイティス(蹄葉炎)ではないので、多分自然治癒するだろうから2週間様子見して下さい。
と言って、痛み止めの薬もくれなかった。食い下がって催促してもくれなかった。痛み止めが欲しくて呼んだのにいー。なんの為に呼んだんだー。あ"あ"あ"、、、(T_T)
次の日、案の定ハッティさんの足が悪化している。ヤブ獣医者めがっ。だから痛み止めをくれと言ったのに。
ヒョコヒョコ歩く姿を見るのが辛い。(泣)
見ていられない。
最近は花火が各家庭で上がっているし、ビックリして走らせたりするのはもってのほか、あまり歩かせないように、
急遽、倉庫に使っているスペアステイブルを掃除して、敷き藁をファームショップで買ってきて敷き詰め、ハッティさんの療養室を作る。
数日間ステイブルで安静にしてもらいやす。
もうね、その間、ワタクシは心配で心配で食事が喉を通りません。何も手につかず夜も眠れません。
週明け、ファリアーさんが月曜日に来る予定になっていたので、削蹄して診てもらうと、
先のほうが少しだけラミナイテイスになっているが酷くはない。脚を引きずるのはこれが原因。
と言うではありませんか。流石ファリアーさんだわー。
それに比べてヤブ獣医めが、ラミナイティスじゃないって言ったのに、ラミナイティスになってるじゃないかっ。ちゃんと診てくれよ。んで痛み止め処方してくれよー。また無駄金を獣医に払う羽目になっちまった。。。
切った蹄
赤くなっている所が炎症部分だよ。とファリアーさんが教えてくれた。
ラミナイティスに効くお薬はなく、運動範囲を狭くし、食餌を制限して治すしかない。糖分は厳禁なので、ハッティさんにあげるヘイ(干し草)は水に浸して糖分を脱いてからあげる。寒くなってるとはいえ、まだ牧草にも糖分が含まれているので当分はステイブル内で療養。
ヘイ(干し草)を水に漬けて糖分ぬき中。シュガーレスヘイを作る。脱糖干し草。
ステイブルの療養室でおとなしくしていたのが良かったのか、
ステイブルに入れて3日目、だいぶヒョコヒョコ歩きも治ってきて、後右脚に体重をかけてたりもできるようになってきたし、ステイブルのドアを前足でガンガン蹴る元気も出てきたどーー。ハッティさん、回復に向っております。
とりま一安心。
この終末、UKではボンファイヤーナイトで花火がバンバンあがるので、ビックリして走りまわらないようにもうちょいステイブルで療養してもらうど。
ハッティさんをステイブルに入れた直後から、クラッカー先輩はハッティさんがどこか遠くに連れて行かれたと思い、嘶きまくりでフィールドを行ったり来たりで発狂寸前。ハッティさんってば、ボクはここに居るよって嘶き返してあげたらいいのにと思うけど、どこ吹く風でコージーなステイブル内でヘイをムハムハしてた。案外ドライだな。
ハッティさんを見つけてやっと落ち着くクラッカー先輩。
ハッティさんを超心配しているクラッカー先輩とふぉざちゃんなのである。
神様仏様、黄色いキノコ様
ハッティさんの蹄がはやく治りますようお願いします。🙏