マークス&スペンサー、
略名M&Sというスーパーマーケットがイギリスにはある。
創業1884年の老舗スーパーマーケット。
他の大型スーパーマーケットとは区別化、一線を画したちょいとお高めだけれども品質重視で、取り扱うほとんどの商品が自社ブランド。
ブランド志向のヘゲレス在住の奥様はやたらと、このM&Sとか、ウエイトローズにこだわる。ステイタスなのだろう。それも良かろう。ウムウム。
あたしゃあんまり、スーパーのブランドにはこだわらないけど、昔からマークスのスイーツは美味しいと評判だった。特にスイスロールは日本のそれに近い。
お惣菜系も日本人の口に合う。25年くらい前から寿司や照り焼きチキンとか日本食を取り入れていたと思う。そう言えば、80年代頃、M&SのMの方、(そーゆー意味じゃなくて) 2代目マークス男爵の奥さんはマークス寿子さんという日本人だったっけ。もう離婚されてるみたいだけど。ああ、だからなんとなく日本人にも合う味になっているのかな?経営に携わっていたかどうかは知らんけど。
自社ブランドの品揃えの中、なぜかキューピーマヨネーズも売っていたし。日本食風のプロダクトも昔から結構多いな。何なら昔のほうが味が良かったような。
で、
先日、ぷらっとマークスに行ったら、
M&S自社ブランドのジャパニーズスタイルダークソイソースという代物が売られていた。いわゆる醤油だ。
上に記した通り、味、品質には定評のあるマークスですので、きっと日本スタイルのその醤油はオーセンティックにちがいない。信頼できるだろうと買ってみた。
アボカド寿司にちょんちょんとデイップ。
が、
なんだコレ。マッズーーーーっ。
茶色い食塩水やん。
口の中が塩分でヒリヒリする。
体壊すぞコレ。
いやね、業界トップクラスのM&Sがね、
ジャパニーズスタイルって銘打ってこんなにまずい醤油を売るなんて、腹立ってきたわ。日本の美味しい醤油を味わったことがあるのかM&Sさん。よくもまあ企画会議でこのプロダクトがgoになったものだ。味音痴にもほどがある。それとも、昨今の日本食ブームで、とりま味はテキトーでもジャパニーズって付けときゃ売れるっしょみたいな乗りで作ったか。
M&S自社ブランドで醤油を作るのはいいけどこんなまずい醤油にジャパニーズスタイルって名前付けないで欲しい。
みたいな抗議のメール送ろうかなと思ったけど、英文の出来とか全てが超イタい人になりそうなのでやめた。
ただ、心で叫んだ。
格安スーパーアルディのお醤油のほうがずっとましだわ。アルディのお醤油は私の妥協ラインをクリアしているんです。値段もマークスのお醤油1.20ポンド比べ、その半分の50pくらい。アルディ割とシュキだな❤ 以前は前の牧場の帰り道にアルディがあって寄って買い物してたけど、最近は出向くことがなくなってしまったよ。
この勝負、左のアルディのお醤油の勝利。
結論。
皆の衆よ、M&Sのジャパニーズスタイル醤油はクソまずい。
というコトです。
悲しいことに、
イギリスで、japaneseなんとかと銘打った商品ってまずいものばっかだわ。つか、全体的にまずいんだけどね。
なんかなんか、
ブロクはじめてから今年で5年目だけど、今回の記事で初めてイギリスお役立ち情報発信ができて、こんなアタイでも世の為人の為になったような気がして、いつも見る風景が違って見えた。スキップしたい。
〜〜〜おまけ〜〜〜
こちらの商品、日本を代表する調味料MISOをフィーチャーさせたデイップ。
激まず。
どうやったらこんなに不味く作れるのか、というレベルの激まずでした。