ここの牧場のフェンスに
一部、有刺鉄線が使われているんだけど、
どうもこれが嫌だ。嫌で嫌で仕方がない。
この有刺鉄線のせいで、ハッティさんの美しいたてがみが、この3ヶ月で薄毛になってしまった。
有刺鉄線の間に首を突っ込んで、フェンス外の草を食べるので、その時にたてがみが有刺鉄線に引っかかって抜けてしまう。
12月引っ越し当初、こんなにわさわさなゴージャスなたてがみが、
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今やこんなに薄毛になってもた。自慢のたてがみがーーーっ、悲しい。
これから春夏に向かって涼しくて良いのだけど、それに、たてがみはまた生えてくる。けれども有刺鉄線がある限り薄毛になるのは免れぬ。
この有刺鉄線をどうにかしたい。
前々からそんなことを木こりのおじさんと立ち話をしていたら、
うちの土地を使っていいから有刺鉄線取っちゃえば。って言ってくれてたので、お言葉に甘えて、その部分の有刺鉄線を切ることに。
ポールに張ってある有刺鉄線を切る。
写真左側はフェンスをしなくても、木と木の間に枝木が積まれているので馬が向こう側に逃げることはないのだ。
とりま完成。ちゅうか、有刺鉄線を切っただけだけど。
新しいスペースでさっそく寝っ転がるハッティさん。
そしたら、次の日に
「ここの部分も草が生えてるから使ったらいいよ」
と、入り口あたりにちゃっちゃとフェンスを息子さんが作ってくれたのだ。
そしてこちらも出窓?のように憩いの場を作ってくれた。
何という手際の良さ。ウッドポールをワッカーで打ち込んで、電気ドリルでギュイーンって木の柵を固定していく。
その様、まるでまるで魔法使い。
凄い凄い凄いーーーー。カッチョいいーーー。
ふぉざちゃんもそんなふうになりたいーっ
誕生日プレゼントに電気ドライバー欲しいわ。
木こりの息子さんが使っていた電気ドライバーはこちら。
Makita18V
やっぱね、職人ツールは日本製なのよ。揺るぎなき信頼性。
そう言えば、前の牧場の横の倉庫を借りてたプロガーディナーもガソリン芝刈り機はホンダだったな。昔ファッション関係のバイトしてた時もミシンはジューキだったし、かかりつけ歯医者の椅子も日本製だ。バイカーの知り合いはヘルメットは日本製だった。イギリスで、日本の会社名の物を見ると、まだまだ日本も捨てたもんじゃないって思う。イギリスでも中小企業、自営業、職人に人気のツールや重機はやっぱり日本の会社の物なんだよ。
あとね、ウーバータクシーもトヨタが多いよ。自営だからね、忖度無しに燃費の良い車を選ぶのだと思う。
なんかなんか政治家たちは、これから日本を観光大国にするっ!とか言ってるど、物造りの国日本じゃなかったの?まあ、観光は元手要らんから手っ取り早い。イギリスの大学みたいに外国人からはイギリス人の三倍くらいの学費をもぎ取るみたいに、そのへんイギリスに学び、外国人は観光地入場料三倍くらいの設定で観光事業頑張ってもらって(笑)、本業は地道に良いもの作る職人さんを支える道具、重機などなど、日本はニッチな知る人ぞ知るその道のトップに君臨して欲しい。スポーツ用品、楽器、いろんな分野での日本製凄いから。
いやね、私の体験上、日本製のこれじゃなきゃダメだっていうイギリス人結構おるよ。まじで。
と、話はちょいと逸れたが、
早速、憩いの場で木こりのおじさんの犬、木こり犬と遊ぶハッティさん。
二人は友達。
これで一部有刺鉄線を撤去できたので、ホッとするわ。もうね有刺鉄線とか大仁田厚で勘弁してちょ。
ほんとにほんとに木こりのおじさんと息子さんには感謝しかない。
お礼にレモンドリズルケーキを焼いた。
あとは、早くハッティさんのたてがみ伸びてくれーー。