今年
ハッティは2歳馬になリました。
超馬好きのふぉざちゃんですが、どっぷりと本格的になった事の始まりは、
ハッティのお母ちゃん馬の浜さんが有刺鉄線に絡まって泥にはまっているのを発見したこと。それがあったのでオーナーの馬のおじさんやホースレスキューの姐さんと知り合うことが出来たのです。
浜さんはその後、馬のおじさんのフィールドからいなくなって、ハッティはみなしごとなったのです。ハッティはいつも、浜さんがトラップしていた泥沼のそばで独りで立っていたっけ。
で、
みなしごになったハッティと、もうすでに母を亡くしていたみなしご子馬のベイビーを馬のおじさんから買うことになるのです。
浜さんの身を挺しての、
「この子をよろしく」
というメッセージだったのかもしれない。
でもね、1ヶ月くらい経って、浜さんは元気になって馬のおじさんのフィールドに帰って来たのだけど。
。。。てえめら、グルか?
とは思わなかったよ。うん。決して。
浜さんは今も元気に馬のおじさんのフィールドにいるよー。
ハッティ(生後3、4ヶ月頃)とお母ちゃん馬の浜さん
小さい頃のハッティの毛の色は茶色✕白でした。
そんなハッティもこんなに大きくなりました。
身体測定。馬測定テープメジャーで測ってみよう。
体重 216kg
体高、123cm
体重は1月に測ったときは210kgだったので6kg増えました。
痩せすぎだったので、順調に体重が戻ってきいるようで良かった。
お口のおヒゲも伸びてきました。
思春期ボーイ。
そう、思春期。ホルモンが活発になる時がきたのです。
そろそろゲルディング、去勢手術です。
この前の日曜日、姐さんとエミリー(仮名)にハッティの男の子チェックをしてもらいました。
馬獣医さんに手術に来てもらう前に、去勢手術ができるかどうか触ってのチェックです。
ふぉざちゃんも触らさせてもらったよ。どこにあるのか確かめてみました。何事も勉強。何事も実践。
チョメチョメ(山城新伍風に)一個は袋の中に降りてきているけど、もう一個のチョメチョメはまだ脚の付け根あたりに埋まってるらしく、どこにあるのかわからない。姐さんが、「ここよここよっ」と手でまさぐって教えてくれるけど、素人のふぉざちゃんどこに隠れているのかわからん。
エミリーもやってきて、どれどれ?とまさぐる。
女性軍に触られまくるハッティ。おとなしくじっとヘイを食んでいる。
その様子を遠巻きに眺めるベジの人(うちのダンナ)とエミリーの旦那さん。男性軍はドン引きしてた。
でもねこれはね、健全なる獣医学だからね。
本当に本当にピュアな動物学、獣医学を学ぼうという姿勢なのよー。変な考えは一切ないの。マジで。
だからね、
「娘ちゃんも触ってみ?ベルベットみたいで柔らかいよ」
と何も考えずに言ったらね、
「ノ(ノ・ω・)ノオオオォォォーー無理無理ーーーーー。絶対無理!!!」
と悲鳴に似た拒絶をされました。
あとから冷静に考えると、17歳の女子にチョメチョメを触ってみ。と足すのは、デリカシーのかけらもなく、やっぱヤバかったかなと反省。
つか、獣医学よ。獣医学なのよーーー。
男の子チェックの結果、ハッティは来週の月曜日に去勢手術をすることになりました。5月にセラピーホースとしてここの牧場を出る前にしっかり処置をしなくてはなりません。
ハッティの温厚な性格が、スタリオン(種馬)として目覚め、荒々しくなる前に。
そして、
ハッティは永遠の少年になるのです。
キッズに触られまくりのハッティ。
馬のヘアサロンらしい。
キッズになすがままにされるハッティ。
こんなんなりましたーーー。
ハッティ、本当に賢い子。馬のエキスパートの姐さんやエミリーが絶賛するほどだから、ホントに賢い馬なんだろう。
お母ちゃん馬の浜さん、安心してね。あなたの息子のハッティは、兄妹のように一緒に育ってきたベイビーの魂と一緒にみんなに愛されるセラピーホースになるのです。
来週の月曜日。ハッティ大丈夫かな。。。手術。
ふぉざちゃん今から超ナーバス。
明日はマーティンという最近ちょっとお世話をしている3歳馬のゲルディングです。見学に行ってきます。