暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

トラウマトラウト

 

近所に住んでいる義理の妹から、トラウト半身をもらった。

 

「安くなっていたから買ってみたけど、どうやって料理したらいいかわからん」

 

だと。

 

トラウトって川魚独特の匂いがあるので、自分では買わないけど、くれると言うなら遠慮なくいただく。

 

切ったりするのは面倒くさいのでそのままホイル焼きにしよう。

シンプルイズベスト。

 

と思ったが、せっかくなので、もう一品作ろう。

 

この間の甘酒の素がまだ冷凍庫にあるので、トラウトを鮭代わりに使って粕汁を作ってみようと思う。

鮭とトラウトって親戚みたいなものなので大丈夫だろう。同じピンク色のよし身(誼み)

 


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右端の切り身は粕汁用に追加するかホイル焼きにするか迷った結果、ホイル焼きになった。

 

 

料理の名前になっている肝心な酒粕でさえも、甘酒の素で代用するという大胆さ。

 

この時点で粕汁ちゃうやんけ。

 

でも、なんとなく粕汁できそうやん。カスじゃなくて素なのでもっと美味しいかも。という想像の斜め横からサクッとテキトーなのがふぉざちゃん料理の良いところ。

 

具は適当に家にあるものでそれっぽく。人参、椎茸、じゃがいも、ラディッシュ(ラディッシュはうちではもはや大根として扱う) おネギ。ショウガ多め。

 

冷凍していた甘酒の素投入。シチューの素みたい。アハハ。


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調子にのって入れ過ぎた。むっちゃ甘い。

水を足したり、お味噌入れたり、醤油入れたり、お酒入れたり、もう何作ってるかわからんなったけど、

 

取り合えず

出来たどーーーー。

 


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ああ、なんかジャパンだわー。この絵図ら。

日本食と言うよりジャパン食。

 

もう粕汁ではないかもしれぬメタフォルモーゼな粕汁の味は、ほんのりお酒風味の具だくさんのお味噌汁。これはこれで美味しい。

 

 

こんなにいっぱいトラウトを調理したけど、ベジの人はベジだし、娘ちゃんはトラウトのホイル焼きは少し食べてくれたけど粕汁については、

 

「ゲロみたい」

 

と、ひと言コメントを吐き捨て一切、口を付けず。

 

ゆえに、

ひとりトラウト祭り。

 

 

次の日のお昼も夕飯もなんならその次の日もいつまでトラウト食べなあかんの?エンドレス?って思うくらい、たっぷり残っている粕汁とホイル焼き。

 

もう無理です。トラウト祭りからのトラウト地獄。

 

このままじゃ、トラウマトラウト。

 

けれども、無駄にはしたくない。

ならば、粕汁味変。

メタフォルモーゼからのメタフォルモーゼ。

2日目はミルクを入れて石狩鍋風に味変。

あっ、コレはいける。バターも入れてみた。なんか急に欧米諸国。複雑に絡み合った深みのあるクラムチャウダーならぬトラウトチャウダー。

 

ホイル焼きは、ほぐして塩を効かせて、おにぎりの具にした。

ヒマラヤンピンクソルトを多めにふりかけると、臭みがやわらぐ。

 

トラウトをふんだんに入れてやる。これでもかこれでもか。ぎゅうぎゅう詰め。


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百均のおにぎりの型が大活躍。

 


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出来たどー。

 

トラウトにあまり興味をしめさなかった娘ちゃんもこのおにぎりは美味しいと食べてくれた。残りのトラウトホイル焼き全部おにぎりになった。

 

トラウマトラウト回避っ。

 

 

トラウト完食っ!!!おめでとう。

 

 

 

 

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