暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

実証!レディースベッドストロー(雑草)でチーズ作り

 

牧場では、

可愛いワイルドフラワーが咲き乱れる今日このこの頃。

先日、可愛い黄色い香りもすごく良い花が目についたので調べてみた。


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日本名 セイヨウカワラマツバ

 

英語通名 レイディースベッドストロー (Lady's bedstraw) もしくは イエローベッドストロー。

 

学名 Galium verum 

 

昔は、この草を干してマットレスの中に入れたり、薬草としてフットバスにしたり、ハーブとして大活躍だった。らしい。

 

そしてなんと、この植物でチーズが作れるという情報ゲット。

なんでも昔はグロスターチーズはこの植物の煮汁をリンネットとして使っていたらしい。グロスターチーズの黄色はこの花の黄色なのだとか。

 

そうと分かればレイディースベッドストローでチーズを作って見ようじゃないか。

 

 

実証してみようっ!!

 

まずは、

Lady's bedstraw を30分煮る。


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キレイな黄色い煮汁。


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煮出している時の匂いは、香ばしい玄米茶みたいないい匂い。ちょっと飲んでみたらチョーーー苦かった。

 

ミルクを人肌に温める。沸騰させてはならぬ。チーズ作りの基本。うちではミルクは、セミセミスキムドミルクなので、このチーズ作りの為にフルファットミルクを購入。フルファットの方がチーズが作りやすい。

 

ミルクを人肌に温めたらそこに本日の主役、Lady's bedstrawの煮汁を投入。ミルクハーフパイントに対し70mlくらい。

 

ゆるやかに混ぜる。

だいたい、お酢やレモン汁で作るとこの段階でチーズとホエイが分離され始めるのだけど、まだフツーのミルクのままだ。変化なし。


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レシピによると、チーズがセットされるのに12時間かかるらしい。ふむふむ。

ヨシヨシ、では冷蔵庫で一晩寝かしておこう。明日になれば、レイディースベッドストローのチーズが出来ているはず。

 

 

次の日。

 

 

さて、チーズは出来ているのか。

 

イザっ、濾してみよう!!!

 

ん?

んんん?!

 

 


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そして何も残らなかった...。

 

 

実験の結果発表。

レイディースベッドストローではチーズは出来なかった。

 

 

せっかくハーフパイントのフルファットミルクを買ったのに、あっさりサラサラと、ああ、川の流れのようにシンクのブラックホールに消えていった。59pかえちてーーー。カナシイ。

 

今回、いろんな植物でチーズ作りのこの方のレシピ参考にしたんだけど、

Wild Vegetable Rennet

固まりづらかったら、レモン汁やアップルサイダービネガーを使ってね♪ってチート方法として一番最後に書いてあった。

はあ?

それってどうよ?それならそうと最初から材料として書いといてよ。つか、レモン汁やビネガー入れたら絶対チーズできるやん。本末転倒やん。

 

 

 

ワイルドフラワーのレイディースベッドストローだけでチーズ作り成功した人、是非ともご一報くださいませませね。

つくれぽまってまーーーーす。んあっんんっ←サザエさん

 

 

 

 

〜ブラックバードニュース〜

 

7月24日

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無事に最後の1個の卵も孵ったよ。可愛い(もはや誰がなんと言おうが可愛いとしか思えない)雛が4羽。そーーーっとしておきますって言ったのに、やっぱ気になる。

 

 

 

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