去年の林檎の季節は、
牧場立退きの件で、この樹齢100年の林檎を頂けるのもこれで最後かな。なんて思ってブルーになってたけど、
立退きは延期になり、まだ今もここに居ることができて、今年も林檎がたわわわわわっわと実って、樹齢100年の林檎をいただけてうれちい。アタチも100歳まで生きれるかな。
けれども、この林檎の木、
この季節、毎日の牧場のお仕事を増やしてくれるんですよ。
なんしか木がでかいもので物凄い数の林檎が実り、フィールドにぼとぼと落ちるんですよ。ポニーちゃんたちが食べないように毎日落ちた林檎の撤去作業。美味しそうなきれいな林檎は頂いて帰えるけど、ほぼほぼ森の中に投げ入れてます。
脳が退化した去年の記事がこちら↓
https://fotheringay.hatenablog.com/entry/2022/09/11/175433
けれど、ある日、見たのです。林檎の悲しそうな顔を。
こんな顔されたら、こっちも悲しくなっちゃうよ。ベイベー。
クッキングアップルってあんまり人気ないのですよね。クッキングアップルいる?って聞いてもなかなかもらい手がないのです。
今の季節、生で食べれる美味しい甘いアップルがあちこちの林檎の木に成り放題成って、スーパーでも甘い林檎が安い。
クッキングアップルは火を通さないと食べれません。面倒くさいのです。味もシャープです。アタシは好きだけど。
今日も牧場で林檎の木を揺らして落ちた林檎を森の奥に投げる入れる。まるまるとした大きな林檎、グッバイさようなら。
大きく振りかぶった腕が止まる。
君の悲しそうな顔が脳裏をよぎるのさ。ベイベー。
...
...。
よっし、ふぉざちゃんが片っぱしから調理して食ってやる。できる限り最善を尽くす。
定番のアップルスライスケーキにアップルクランブルに使用したり。
クッキングアップルの最大の特徴、
火を入れるとグダグダになることを活かし
アップルピューレを作る。砂糖をテキトーに入れて煮るだけ。
これが万能なんですわ。奥さん。
なんにでも使う。濃縮還元ジュース、紅茶に入れてアップルティー。
ヨーグルトやトーストなどにジャムとして。
ソーセージに添えたりハワイアンピザのパイナップルの代わりにとか、カレーの隠し味などのセイボリー系にもGood。
今回初めてフリッターにしてみたどー。
シナモン、粉砂糖、カスタードクリームを添えて頂くのよ。
絶品ですわ。奥さん。
今までなんでしなかったのだろう。この調理方法。
外側カリッと、中からは林檎がとろけだす。クッキングアップルならではのとろける林檎。
ついでにバナナもフリッターにしてみたらこいつも絶品だったよ。カロリーの話しはしないでおこう。ベイベー。
アップルサイダー、アップル酵母菌も作る。
毎日林檎。
♫りんごしゅう〜か〜〜ん♪(元ネタしじみ)
何気にお肌がツルツルして来たようなしないような。
やっつけ料理の最終兵器、そろそろ林檎の軍艦巻きの出番かな。
つか、
ねえよっ。
林檎が落ちていないか、木の下をスンスンして探しているハッティさん。
今日はもう、除去した後だからね林檎は落ちてないよ。残念だったねベイベー。
君が悲しそうな顔をしていた。
秋の深まりを告げるごとく、林檎のピークも過ぎつつある。
いつも頭の片隅にある牧場の宅地開発。来年はこの林檎を頂くことができるだろうか、、、。ちょっとブルーになる。
アタシは悲しそうな顔をしていたに違いない。