こんなことってあるか。
以前、超暇なのに文章を考えるのがめんどくさかったから、日清の焼きそばを食べて、感想をテキトーに書いたら、なんと、すんごいアクセスあった。
気合入れて、魂ぶっ込んで書いた記事のアクセスをはるかにはるかに上回り、今までの最高アクセスをヒットしたのだ。
...不条理だ。
この世は不条理なことばかり。
つか、
なーんだ、みんなカップヌードル好きなんだねー。
ここイギリスで「あーら、あたくし、ウエイトローズでしか買い物しませんのよ。それにオーガニックですの。おほほ」とか、「え?ラーメン?インスタントですって?そんなの食べてるの?信じられなーいっ」とかいってるそこのジャパマダム、好きだろう?ホントは。
「ヌードル?ディスガステイングッ!ズルズル音をたてて食べるなんて、ああ野蛮だわ」
とかいっているポッシュをきどったそこのイギリス人、冷凍チップスと冷凍ピザばっか食べてるテメーらに言われたくねーよ。食べてみ、好きだろカップヌードル?
さあ、みんなでカミングアウトしようぜ。好き好き大好き。カップヌードル。
なので、なので、
今日、ご紹介するのは、こちら。
じゃじゃじゃーーーーーん!!
日清カップヌードルpork TONKOTSU。ヨーロッパ仕様。最寄りのテスコで購入。その他シーフード(青色)、照り焼き(緑色)もあった。今回は豚骨。レッツチェキラッ!!
TONKOTSUだけじゃ、こちらの人になんのこっちゃわからないんで、porkと表示してるところが優しさ。
ハンガリーで作られているようだ。
まず、評価するべきは、このパッケージデザインのアート性。
北斎の浮世絵風アート。
富士をバックにお相撲さんが、どすこいとばかりにヤカンを持ち上げている。
そのヤカンからなみなみと注がれるお湯が海になり波になり、その波がヌードルになっていて、それをお箸が挟んでいる。
遠くに見えるはスカイツリーと高層ビル。
日本人の麺に対する心意気が描かれておるではないか。
これをアートと呼ばずになんと呼ぼうぞ。
そして、これはとんこつ味なので、豚さんが、親切にも日清のカップヌードルについての説明をしておる。
ここ、テストに出るから読んでおくように。
このパッケージのデザインを見るだけでも、日本文化の品格、奥の深さを感じ、感動でカップを持つ手が震えた。
さて、調理。
ペリペリとフタをちょっと開ける。どのくらいのちょっとなのかは、日本人であるなら、小さすぎもせず、大きすぎもせず、お湯が注がれるにピッタリに、オートマチックにその作業はできるのである。
93%のこちらの人は、蓋を全部開ける。とおもう。
このあんばい、もはや匠の技と言ってよい。
お湯を注ぎいれ、蓋をする。
残念なことに、フタをとめるシールがついていない。
ここは、しかたがない。コースターで重し。
3分経った。
出来たどー。
まぜまぜ。
荒波をお箸で挟む。
啜るっ!!
さて、日本のと比べてお味はどうなのか?
あっ、
重要なことに気がついた。
日本でカップヌードル豚骨味、食べたこと無いので比べられましぇーん。(^o^;)
つか、日本の日清カップヌードル、豚骨味ってあるのか?
お味はフツーにウマいっす。豚骨のあの独特のクセがなく、食べやすい。おお、マイブームのキクラゲが入っているではないか。
強いて言えば、フィルムで外装してほしい。こっちの人の雑な扱いでなんかの拍子で蓋が開いてしまいそうだ。
エコの人が目くじらたてて怒りそうだけど。衛生的とエコは対局。
この夏、日本への土産決定。逆輸入。
レコードのジャケ買いにも似たワクワク感。