バードックを
伐採しないと、冬に馬にくっついて大変なことになる。
と
馬のおじさんが言っていた。
バードック↓
冬になると、このイガイガが茶色の実になって馬にくっつく。
確かに、冬になるといろんなヘアスタイルの馬が登場する。
去年の11月
かっこいいドレッドヘアになったり、
もしくは
ユニコーンになったりする。
バードックのイガイガの実。馬の毛に付くと取るのが超大変。ベビーオイル、ココナッツオイルなどで、ちょっとづつ絡まりを取っていく。
そんな厄介者のバードックなのだ。
はて、
バードックってあのバードック?
イギリスではお茶にするため乾燥したものがナチュラルヘルシーショップなどで売られているが、
日本名はゴボウ。
ゴボウなのよ!! 奥さん!!
おっしゃーっっっ!!
それなら、野生のゴボウを引き抜きに行こう。引き抜くのは毒草Ragwortで慣れてるわ。
バードック、野生のゴボウすぐさま発見。フィールドのそこら中に生えてる。
イザ、引っこ抜く。
うんとこどっこいしょ。うんとこどっこいしょ。
無理っす、これ。
スコップで掘っても掘ってもびくともしねえ。どんだけ地中深くにはびこってんねん。ブラジルまでいったか?
あ、ここはイギリスだからブラジルじゃなくて、
えーとえーと(゜.゜) イギリスの裏側はと。。。まあいいわ。そんなこと。
思っきり引き抜いたら茎から根っこに変わるあたりで折れた。
あ、
折れた部分からゴボウの香りが。ゴボウだわ。ちょいと奥さん、ゴボウよこれ。
もう一本試みるが、見事に惨敗。またもや折れて、根っこ部分2、3センチ。。。
まあいいや、今日はこのくらいにしといたらあ。
家に持って帰る。
ああ、根っこからゴボウのいい匂い。
あんなにがんばったのに、取れ高これだけ。
ささがきにして、きんぴらゴボウを作ってみよう。
アクがすごくでてるくよ。すぐにお水が黄色になる。
あまりにも取れ高少ないので、人参さん参加。
出来たどーーーーー。
うーーーーん。。。。。ゴボウと言うよりも、
↓
木だなこれ。
もっと、掘り起こして根っこの先の部分は、柔らかいのかもしらんが。
で、水に晒し過ぎて、あんなにあったゴボウの香り、風味が飛んじゃってる。
人参だけよって食った。そんでもやっぱりほんのりゴボウ風味。
あんまり晒さずに、風味付に使うのも有りかも。
今回、納得いかん結果に終わったので、また、バードックハントに行ってきます。リベンジしてやるぜ。
野生のゴボウ、奥さんもどうですか?
イガイガの実に触れると超痛いよ。ステインギーネトルの10倍は痛いから気をつけて。
引っこ抜くの、「大きなかぶ」よりすっごいから。そのつもりで野生のゴボウひいてくらはい。
野生のゴボウは野生の証明だった。
「ありがとう、温もりを。ありがとう、愛を」
小さい芽は、ペットボトルのDIYゴボウ鉢に植えてみた。
上手く育てばゴボウが収穫できるかな。わくわく。
重要: バードックは毒性があるといわれております。アレルギーとかある方もない方も自己責任でお願いします。