ヤバい。
肋骨も肩も折れたかも。。。
それが最初に頭に過ぎったことでした...
先日、
とてもとても気持ちの良いイブニングを牧場で過ごしておりました。
ポニーちゃんたちは、昼間は
広いフィールドに移動させて、夜は通常のいつものフィールドに戻すという日常です。
ポニーちゃんたちはお利口さんで、
通常のフィールドのお家に帰るときは、リンゴとちょっとだけ餌の入った餌バケツを叩いて呼ぶとトコトコやって来ます。いつもふぉざちゃん一人で移動させているので何ら問題もないのですが、
その日は知り合いも来ていて、ポニーちゃんたちがステイブルに入ったので、その人はゲートを閉めてくれたのだけど、
ゲートをバンっと閉めた音に、超ビビリのクラッカー先輩がビックリして一目散に反対の出入口から出ようとして、ハッティさんもそれに反応して出入口から出ようとして、ハッティさんのそばにいたふぉざちゃんは、あれよあれよと巻き込まれて、出入口の枠とハッティさんに肩を挟まれてしまいました。
狭い出入口にクラッカー先輩、ハッティさんが出ようとして、それにふぉざちゃんの肩が挟まったわけです。肋骨がバリバリってゆーた。
解説図↓
ゲートを閉めた人はよかれと思ってやったことだけど、
馬は後方で大きな音を立てられると、いくらおとなしい馬でもビックリします。
決してやってはいけません。
あと、日頃の生活習慣で、ドアを思いっきりバンっと閉めることが普通になっている家の人は音の大きさに鈍感になっていると思います。特にイギリスではオートロックのドアが多いし、ドアが内側に開くので、荷物を両手に持っている人などドアを閉めるときに足で蹴ったりして思いっきり閉めてる人多し。
多分、ゲートを閉めてくれた人もそういうワイルドなお家で育った人なのかな。
肩を挟まれて、超痛くて暫く倒れ込んだんだけど、
そしたら、またまたハッティさんがやって来て、鼻をふぉざちゃんの頭にすり寄せてスンスンするんですよー。大丈夫?ごめんよー。って言っているんです。
前回、ハッティさんが風の音にビックリしたときも後ですり寄って来てくれてから、もうこれは偶然ではないのですよ。本当にふぉざちゃんのことを心配してくれている優しいポニーなの。
泣ける。
「友達はポニーのハッティさんだけでいいっ」てその時マジで思いました。
ハッティさんは悪くないのよ。今回は出入口にいたわけじゃないけど、ふぉざちゃんがもうちょっと、一歩でも出入口から離れていれば巻き込まれる事もなかったし、
あと、これからは、他に誰かがいるときは、ステイブル内では普段以上に気を付けないといけません。
あわや大惨事になるところでしたが、骨は折れて無くてその日は車を運転して帰って来れたので不幸中の幸いだと思うことにします。
まあまあ、結構な惨事なんだけど。
腕が前に上がらんし、髪を後ろで束ねる事もできないし、肩部分内出血。
多分、腱板損傷していると思う。2、3日安静にしてしておきます。しょんぼり。
病院に行ってレントゲン撮ってちゃんと診てもらってねって言う日本の母とか。心配してくれるのはありがたいのだけど、
ここUkでは、まず、レントゲンにたどり着くまでが遠い道のりなんですね。そして待っている間に自然治癒していると思う。そーゆー国です。
この国で大きな怪我、病気は怖いわ。なんせ、ゆりかごから墓場まで(直行)ですからね。医療費がただというのはありがたいけど、診てもらいたいたい時に診てもらえないし、ちゃんと機能しているのか謎。
ポニーちゃんみたいな大きな動物に携わっていると予測不可能な事が起こりがちだけど、そうであるからこそ、知識と細心の注意や先を読むことで防げる事はたくさんあります。
先を読む事ということで、とてもとてもタイムリーな記事を読みました。ためになります。
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充兵衛さんの「一人を楽しむブログ」
想像力を働かせて先を読む事で、遭遇するかもしれない危険、事件を回避出来たり、軽傷で済んだりするのです。
皆様、お気を付けてね。