今週のお題「納豆」
なので、眠っていた5月頃の下書き記事を今ここに晴れてアップする。
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イギリスの地方都市でも、
納豆はタウンにある中華食材店の冷凍コーナーで買う事ができる。
今から約15年前の昔はロンドンの日本スーパーから取り寄せでしか買えなかったけど、
今や、しょぼい地方都市でも納豆が気軽に買えるようになったのはありがたい。
確か、コロナ前は一帯4パックで£1.99くらいだったと思う。
が、ビックリ仰天。
今や、なんとなんと、一帯4パックが£3.99
約700円
驚異の海外価格になってます。ウソやん。でも本当なのだ。
うちの娘ちゃん、大の納豆好きなんですよ。
一日一食納豆食べたいとか、英国日本人駐在員みたいなことをぬかし、
その上、食べようと思ったら一帯4パック全部一気に食べれる。
とか、納豆愛をつらつらと語るわけです。
おお、日本人のDNAが呼んでいる訳だな。いいぞいいぞ。と鼓舞する反面、
いやいや、上記に書いた通り、納豆めちゃ高い。そんな爆食されても、、、とか思うわけ。
しかし、
高いからと言って、娘ちゃんの納豆愛を、日本の心をへし折る訳にはいかない。納豆がどんなに高くても、
愛は、
愛は、
プライスレス❤
なので、
納豆を手作りすることに決めた。
手作りよ。手作り。なんて愛が溢れている言葉なの。愛だよ。愛。
つーことで、納豆を手作りする為、ヨーグルトメーカーを購入。納豆を毎回買う事を思えば3、4回納豆作ればもと取れる。
ソフト部分の大豆、種となる納豆、ハードの部分のヨーグルトメーカー、役者は揃った。
イザっ。納豆作りに挑戦っ。
あれ、
種菌にしようと冷凍していた最後の納豆が無いっ。うそ。ないっないっ。汗。
犯人は娘ちゃん。あれほど、最後の一個は食べるなと釘を刺しておいたのに。納豆を愛するが故に彼女はそれを我慢ならんかったのだ。
ヨーグルトメーカーはあるのに、大豆はあるのに納豆が作れないなんて。
こんな夜に発車出来ないなんて。
運転手のいない車。パイロットのいない飛行機。船頭のいない渡し船。スーパー清掃員のいない新幹線。
嗚呼、、、
作れないとなると、納豆作りたい熱がどうにもこうにも収まらんのが世の常。
次の日、牧場に行く途中に納豆を買う為だけに、その為だけに、タウンの中華食材店に納豆を買い求めに行くも、
なんとなんとまさかの納豆売り切れ。
来週の半ばにしかはいってこないと言う。チャイニーズのおっさんはつっけんどんにそう言った。多分。
なんだこれ、負のスパイラルに陥ったのか。
ガックシと肩を落とす。
こんなにもこんなにも納豆を、納豆菌を欲した事がいまだかつてあっただろうか。
ホームメイド納豆への道のりは長く辛いのであった。
次回、
もう待てないっ、納豆菌が無いなら自然界の菌、ローズマリーで納豆を、、、へ続く。
お楽ちみにぃ〜〜♪