そろそろ
あの話をしようか。
ほとぼりも冷めたので、もうキイーーーっとハンカチの角を噛むことはない。
それは、
コロナ規制も緩和されてきたころの６月半ばの出来事だった。
姐さんのフィールドの帰りから、ポリーおばあちゃんのフィールドに行った帰りにそれは起きた。
ポリーおばあちゃんとこから家までの帰り道はなんとなくわかっていて頭のなかで示したルートはカントリーサイドのルート。
けれど、とりあえずカーナビもオン。
カーナビが示したルートは村を突っ切っての最短近道ルート。
村って言っても、学校もあって割と新しいタイプの集落。
ふむふむ、こっちの方が近道だな。と、カーナビの導くままに車を走らせた。
村に差しかかったらバスレーンが登場。
その日は土曜日だし、バスレーンのサインは
「月曜日から金曜日朝7：00〜朝9：30まで」と書いてある。
大体のバスレーンのサインはこれだ。
しばらくバスレーンを行くと、信号のあるT字ジャンクションがあって、そのまま直進。
そのままバスレーン走行。そのバスレーンは30メートルあっただろうか？かなり短かった。
無事帰宅。
その次の次の日、
お国から
お手紙がふぉざちゃん宛に届いた。
交通違反でーす。バスレーン走行。
30ポンドの罰金。2週間以内に支払わなければ60ポンドになるよん。
みたいな内容のポリスからのお手紙。
がっつり証拠写真付き。パシャリっ。
車は編集済
ふぇえええええ？ 罰金って、、、わし、犯罪者？
つか、バスレーンってどこのバスレーンよ？
グーグルマップのストリートマップでチェック。
村に入った直後にあらわれたバスレーン、「月曜日から金曜日朝7：00〜朝9：30まで」のサインが、信号有りのTジャンクションを超えてから、
バスレーン「at anytime 」 になってるーーーーー。いつなんどきでもバスレーンに入ってはいけないっちゅーこと。
しかも、そのサイン、街路樹に隠れてよく見えねえ。
えーーーー。こんなことって、ほとんど、
ほとんど
誘導。
誰もが、
さっきまでのバスレーン［月から金の朝7:00~朝9:30まで］の続きだと思うがな。
更にググってみると、そこのバスレーンで、パシャリとカメラに撮られて罰金を払うはめになったドライバーはなんと一日350件以上だとか。。。
350×365×30ポンド+(アルファ)
=金の成る道。
もうね、何曜日だろが、何時だろうがネバーエバー、バスレーンなんか通るものか。
30ポンドも取りやがって、バスはおろか、車も人もいない夜の9時前。
わし、誰かに迷惑かけたか？あーー？
バスレーンがそんなに偉いか！ コノヤローってんだ。
泣く泣く支払う。うぐっ。
ほとぼりが冷めたと思ったが、思い出したらまた胸糞悪くなってきた。
マイ 30ポンドーーーー。
返せコール。
返せっ、返せっ、返せ！！
TLM、TLM、TLMっ！！
(サーテイポンド ライヴス マター)
訳わかんねえや。もう。
イギリスで運転するドライバーのみなさーん、バスレーンには気をつけましょう。
初めて通る道のバスレーンは絶対通っちゃいけない。
もう、バスレーン絶対通らない。通るものかっ。
安易にナビを信じるな。
我の心の声を聞けっ！！
そのことを義理両親に話すと、義理父も同じバスレーンでパシャリとされたそうな。その辺りじゃ結構みんなやられてて有名だそう。
