暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~

暇つぶしに野原を散歩してたら馬に出会いそれ以降多忙。野草食ったり木の実食べたりイギリス生活お馬さんと一緒。

庭の人気物件



多分、

 

 

そこは、新婚さんに超人気物件。

 

〜人気物件アイビーネスト〜

新婚さんに超人気。

パンくず、バードフード付き

バードバス風呂、水飲み場、飛び1秒

ガード付き(人間)

ドアの開け閉め、人間の出入りの騒音多々あり。(慣れると案外平気)

即入居可

 

みたいな。鳥の世界の物件情報。

 

新婚さんって、鳥の新婚さんのことね。で、物件って鳥の巣。

 

 

というのも、

 

つい最近、約一ヶ月間の卵温めから子育てを終えたブラックバードが、

 

なんと、

 

またここのアイビーネストに巣ごもってる。

 

 

前と同じブラックバードのフレッド&ローズなのか?新しい入居者なのか?縄張り争いがありそうなので、前と同じブラックバードだと思う。まあ、どっちにしてもうちに来るブラックバードのつがいはフレッド&ローズと命名されるけど。

 

 

感心したのは、

巣ごもりする前に、巣のメンテナンスをしていた事。

 

5月9日


f:id:fotheringay:20210524191103j:image

前回の子育てでボロくなったところを補強するべく細枝をくわえて、せっせと巣に持ち帰ってくる。案外キレイ好き。

このブラックバードの健気な働きを見て、家のバルコニーの水はけのメンテナンスをちゃんとしないといけないと痛切に思った。


f:id:fotheringay:20210524191129j:image

この日から巣ごもり再び。

 

 

 

5月16日

ローズがお留守の間にお宅拝見。


f:id:fotheringay:20210524191214j:image

 

あーーー♥

かわいいブルーのエッグが4個。

 

 

また、卵温め子育てがんばってね。

 

また、キッキンドアの出入りに気を配らねばならぬ。

♥めんどくせーなーもうっ♥

 

 

 

PS

前回巣立ったブラックバードの幼鳥が元気に庭に帰ってきた。たどたどしいけれど

立派に飛んでる。まだクチバシが黄色じゃないけれど、もういっぱしのブラックバード。


f:id:fotheringay:20210524191242j:image

テーブルの上に止まって育った巣を眺めたり、庭の隅をうろうろしてる。お母ちゃんに会いに来たのかな?でもお母ちゃんは下の子の世話(卵温め)で忙しい。

鳥でもお母ちゃんが恋しくなるのだろうか。そう考えるとなんかなんかうるうるしてきた。エモ系うるうる気分。でももう、巣立ちしたからね、自立して自分で生きて行くんだよ。がんばれ。


f:id:fotheringay:20210524191249j:image

 

 

昨日、

娘ちゃんが初のアルバイトをすべくCV作成していた。

 

こちらも巣立ちが近いっぽい。なんかなんか複雑系うるうる気分。

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村

 

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

 

 

馬の爪切り(削蹄)

 

最近、

色々と出来事があり、書きたいことが山ほどあるけど、文章を書くのがおっつかない。もうこの際、箇条書きにしたい。けれど、腐れ文章を書き散らかしたい派。

 

 

先週の月曜日のことです。

 

 

うちの自慢のポニーのハッティの削蹄をしてもらいました。馬の爪切りです。

蹄を削ったり蹄鉄を履かせたり馬の蹄のケアする職業を英語ではファリア(Farrier)といいます。

 

ハッティは蹄裏のお掃除で足を上げてホジホジされるのは慣れているけど、爪切りは初めてのことなのでおとなしくしてくれるか心配です。

 

 

まずは前足から。

ファリアさんに脚を抱えられてピッカーで足裏ホジホジまではおとなしくしてくれましたが、大きなペンチみたいな爪切りで爪を切る音にびっくりして、イヤイヤして前足あげる、バイクで言うところのウイリーーーーーっ。絵画で言うところのあの有名なナポレオンの絵の馬状態。

 

おお、ハッティ、暴れ馬かっ。ドウドウ。落ち着いてっ。

 

 

けれど、

流石、ファリアさんプロだわー。そんなハッティの脚を再びがっしり両足の膝で固定して、次からはハッティも諦めておとなしくなってなすがままに。

 

 

 

蹄裏ホジホジからの


f:id:fotheringay:20210519185359j:image

 

削り彫り。

ココナッツみたい。

 

そして、大きなペンチみたいなんでパチンパチンと伸びた爪を切る。



f:id:fotheringay:20210520171820j:image

 

 

ヤスリでなめらかに。


f:id:fotheringay:20210520171530j:image
ゴリゴリ。

 

 

爪も磨いてもらって、


f:id:fotheringay:20210519185452j:image

ポニーのネイルサロン。

 

ほら見てっ。

f:id:fotheringay:20210519184529j:image

 

まるで南洋の美しい貝殻のよう。もしくはべっ甲。ハッティの前足の蹄にこんな模様があったのね。

 

 

 

 

ファリアさんによる削蹄の一連の作業を興味深くじーーーーっと見させてもらいました。生で見れてちょい感動。手際がよく馬の気持ちも踏またうえでの作業。正に熟練した職人技。

 

 

ふぉざちゃんの好きな削蹄動画↓


Horse Hoof RESTORATION // Satisfying // HORSE HOOF TRIMMING - YouTube

ずーーーっと見てられる。セラピューテイック。

 

 

 

ハッティの初めての削蹄。無事終了。


f:id:fotheringay:20210519194340j:image

足元が軽いわ〜〜♪

 

 

記念にと、切った爪を持ち帰ろうと車のブートになにげに入れた。


f:id:fotheringay:20210519194118j:image

数時間後、車のドアをあけると、その悪臭に吐き気を催す。

車内悪臭充満。マジ臭い。超臭い。リーサル・ウェポン。

 

どんだけ臭いか例えて言うならば、足の親指の爪を切ったときに爪ハシに溜まった爪味噌ってあるやん?それってちょっとでも悪臭やん?それの動物バージョン、馬バージョンって感じ。臭さ1馬力。

 

もーーーー、

また輪をかけてふぉざちゃんの車がカントリーマンになったやん。MINIカントリーマンよ、お前には積めぬ。

 

 

ハッティのカットした蹄。
f:id:fotheringay:20210520080445j:image

何気にハート型。もう臭い匂いはほぼほぼ消えた。

 

 

 

 

 

 

〜マイポニーメモ〜

5月10日

⚫削蹄

⚫虫下しのお薬を牧場の馬(5頭)に投与。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

 

カントリーマンと牧場の大掃除



先日、

ヘイ(干し草)をファームショップで買って、車のシートを倒しブートに乗せ、車内干し草まみれになって牧場に向かっていたら、

 

信号待ちで、MINIの後に付けた。なんかなんかピカピカでオシャンな感じの車で、割と新しいモデルのMINI。後ろにCountrymanって書いてる。へ、こんなになっちゃったの?カントリーマン。イケイケBMWっぽいと言えばそうだが。オースチンの木のフレームの昔のMINIカントリーマンはカントリーだったよ。

 

それに比べて何だこれは。

 

カントリーマンちゃうやろ自分。

 

 

と、藁にまみれ泥だらけの自分の車と見比べて、そのピカピカ過ぎるイケイケなオシャンな車に突っ込みを入れずにはいられなかった。

 

お宅さん、その車に

ヘイやストローを積めまっか?

馬糞土積めまっか?

馬糞と泥まみれの長靴で車運転できまっか?

雨でずぶ濡れになった服でシートに座れまっか?

車内の香りはカントリーの香りでっか?

 

 

イヤイヤ、ふぉざちゃんの車の方が断然カントリーマンだろう。

 

以前はヘイを積んだ後は、車内を掃除したり、牧場で仕事をした後は長靴は履き替えたりしてたけど、もういいや。と吹っ切れた。

なので、多分、ふぉざちゃんの車は日本じゃ考えられないほどにカントリー仕様だと思う。

 

俺様がカントリーマンなのだよ。

 

と、その小洒落たMINIに言いたい。

 

 

そしたらこの前、信号待ちで今度はクラブマンというこれまた、小洒落たMINIの後ろに付けた。クラブマンよクラブ行っとけ。お前は許す。

 

 

つか、MINIってば、今度は何マンが出てくるの? こうなったらアンパンマンに出てくるキャラくらいレパートリーを増やして欲しい。

 

 

さてさて、先週末、

牧場の大掃除をした。

 

とりあえず、ステイブルをスッキリきれいに消毒。



 

ああ、キレイさっぱり。

 

 



 

 

左側がMさんの馬、ファーガスとフィン用、右側がハッティとマーフィーとゴードン用。放牧地から馬たちが自由にステイブルに入れるようにした。



いずれはみんな一緒に放牧することになるけど、慣れるまでは別々のステイブル。

 



 

 

 

気になっていたヘイリッジのビニールもまとめてゴミ出し。どんだけビニールゴミあんねん。


牧場用品にも結構ビニールが使われててびっくりしたよ。ヘイリッジを巻いている大きい黒いビニールとか、ヘイベイルを束ねているナイロンヒモとか、馬の餌のビニール袋とか。

馬糞や藁は土に返っても、ビニールとかプラは土に返らないから心が痛い。

 

あっ、そう言えば、どっかの日本の大学が、プラスチックを分解するバクテリアを発見して、それをイギリスのどっかの大学が分解の速さを6倍にしたとかどうとか、そんなニュースあったけど。アレどうなった? 早く実用化にならないかな。

それから、海藻が燃料になるという、オーランチキなんとかっていうのもあったような...アレどうなった? 圧力かかったか?

 

 

とにかく、お掃除、お掃除。きれいにしよう。

 

Mさんがストロベリーのハンギングバスケットや、ハーブなども置いて、ここの牧場もちょっとオサレになってきている。いずれはバナーなんかも飾りたいな♪

 

トマトがキッチンの窓辺で発芽したので、トマトの苗を持って行って植えよう。なんしか、土は肥えているからね。ちょっとした菜園コーナーを作りたい。

 

 

牧場のりんごの花が満開だ。りんごが実るまでここの牧場に居れるといいな。


f:id:fotheringay:20210518073502j:image

 

白いデイジーと黄色のバターカップ。


f:id:fotheringay:20210518073532j:image

 

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

 

続・スティンギーネトル最強説

  

去年、

初めて野草であるスティンギーネトルでペストを作って、その旨さに悶絶。そして、

 

「来年はスティンギーネトルペストを死ぬほど作ってたらふく食ってやる」

と宣言した。

 

過去記事↓

 

 

有言実行。

 

 

今年はもう何度作ったか覚えてない。ブレンダーがフル稼働で、最近変な音がし始めた。ブレンダー死にそう。有言実行ぶれてない。


f:id:fotheringay:20210515073303j:image

野菜を食べないMさん夫婦の子供たちもふぉざちゃんのこの特製ネトルペストは大好きなのよ。おすそ分け。

 

 

週末の牧場でのランチ。子供たちはもはや楽しみにしているホットサンド。その中にふぉざちゃん特製のスティンギーネトルペストをチーズと一緒に入れるのがお約束。


f:id:fotheringay:20210515072744j:image

 

が、先週末、4月にピックして冷凍して置いたスティンギーネトルも使い果し、ペストがもうなくなったので、市販のペストを使用。

 

もうね、違いは明らか。断然ふぉざちゃんのペストが美味い。雲泥の差な訳よ。

 

それは子供たちも知っていて、

 

「これまずーーーーい。いつものとちがーーうー。いつものがいいー」

 

と、子供たちは味覚もしゃべりも正直だ。

 

で、褒められるとスティンギーネトルのトゲのヒリヒリさえも快感に思えてくる単細胞ふぉざちゃんは、またまたフィールドへスティンギーネトル刈りに行きましたとさ。なんしか、ピッキング好きだからね。


f:id:fotheringay:20210515081252j:image

だいぶ伸びているけれど大丈夫。先の方の柔らかいところをピック。

 

スティンギーネトルの茎部分も美味だということを、カナダの師匠から情報ゲット。



 

なので今回は、葉っぱ部分はペストを作って、いつもなら捨てていた茎部分をも調理してみよう。


f:id:fotheringay:20210515072826j:image

 

砂糖と醤油、ごま油、だしの素、水少々で炒め煮。ピリリと唐辛子でアクセント。和風に調理してみた。

 

出来たどーーーー。いただきます。


f:id:fotheringay:20210514221557j:image

何コレっ!?

美味さに箸を持つ手が震えた。野草にありがちなエグ味や癖がなくて食べやすい。

 

白いご飯ほしい。

 

「白飯だっ、白飯を持てっ! 白飯を持ってきた者には一国をくれてやるっ!!」

 

と叫んだところで誰も持ってこないので、

我で冷凍していたご飯をチン。ご飯が進む。おかずこれだけでいい。


f:id:fotheringay:20210514221626j:image

 

今日のランチ。質素だけど超うま。もはや精進料理の域。雑草を食べるふぉざちゃん。日々精進。なぁむ〜〜〜。

 

 

次の日。

 

広がるお料理レパートリー。炒め煮スティンギーネトルの茎を細かく切って、マッシュルームとご飯を炒めて、スティンギーフライドライス。


f:id:fotheringay:20210515072846j:image

シャキシャキして、野沢菜チャーハンっぽい。美味い。

 

マジ、スティンギーネトル最強だわー。スキ♥ タダだし。料理の幅半端ねえし。イタリアンに和風。癖がないからどんな料理にも合いそうだ。

 

次はカレーに挑戦してみようと思う。

 

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

重要:ステインギーネトルは野草です。アレルギーのある方は触ったり食べたりしないで下さい。

 

 

ラムちゃんだっちゃ

 

 

あ、

ラムちゃんはラムちゃんでも、

 

子羊のラムちゃんのことだっちゃ。

 

 

隣の牧場のシープおじさんの羊がたくさん子羊を生んだっちゃ。

 

4月のはじめ頃は2匹くらいだったのに、今や結構いるぞ。

 

羊が一匹、羊が2匹、羊が、3...😴😴💤

 

寝ちゃだめっ。

 

***

ちなみに、羊を数えると眠れるというのは、日本語では意味を成さない。

シープという英語発音が寝息に近いので、眠りを誘う。複数形の"S"がつかないのも面倒くさくなくてより眠りを誘う。

が、ワンシープ、ツーシープ...と英語でやってみたが眠れなかったというのも事実。

***

 

 

メエ〜〜〜メエ〜〜〜(日本語)バアアアアア〜〜〜バアアアアア〜〜〜(英語)と、

超かわいい。

 

 

 

毎日、ナデナデしていたら懐いてきて最近では柵の近くに行くだけで寄ってくる。

 


f:id:fotheringay:20210512174806j:image

 

 

モフモフ〜〜、フワフワ〜♥

 


f:id:fotheringay:20210512174833j:image

 


f:id:fotheringay:20210512174857j:image

ウール100%。

 

当たり前だけど。

 


f:id:fotheringay:20210512180116j:image

 

あ、あ、、、かわゆす。

 

 

 

 

 

けれど、

この子達、ほとんどが食卓行きらしい。

 

 

 

どうして、どうしてこんなかわいいラムを食べることができるだろうか。ラムは、子羊はあかん。コドモはあかんやろ。コドモは。個人的にはラムは食べない。食べなくていいと思ってる。ラムチョップとか無理。

 

じゃあ、牛や豚、鶏はどうなのようー。と、お決まりの攻撃。

 

そんなこと言えば魚は? つか、ちりめんじゃこアウトじゃん。バリバリコドモ。稚魚。

 

もっと言えば、ふぉざちゃんが大好きなイクラもタラコもアウト。鶏卵もアウト。卵とか命の源。

 

もっともっと言えば、せっかく種から発芽したシカモアの赤ちゃん新芽を刈り取るふぉざちゃん鬼。

 

あーーぁぁぁ....

 

人間は生きているだけで罪なのです。

 

無駄な殺生はやめ、命をありがたくいただきましょう。「頂きます」「ごちそうさまでした」ちゃんと言いましょう。そして健康で健全な生活をしましょう。それがせめてもの罪滅ぼし。

 

 

 

ちなみに、ラムちゃん一匹おいくら万円?とシープおじさんに尋ねると、

 

「70ポンドだっちゃ。毒草駆除にどうっだっちゃ?」

 

と、ふぉざちゃんトランスレーターで脳内翻訳された。

 

馬にとって毒草のラグワートもシカモアの芽も羊さんたちはバリバリ食べてくれるんです。

 

 

1週間くらい貸してくれなかなあ。。。ラムちゃんとラムちゃんのお母ちゃん羊。

 

 

 

と、

 

 

ひとりでつぶやきながら今日も毒草ラグワートピッキング。


f:id:fotheringay:20210512185040j:image

 

 

何かと、ピッキングが大好きなふぉざちゃん。フェンスに絡まりついたウールをピッキング。


f:id:fotheringay:20210512184424j:image

 

天然ウール100%


f:id:fotheringay:20210512184449j:image

 

なんか作ろうと考え中。

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村

 

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

 

 

ブラックバード物語

 

 

3月30日から

 

ブラックバードがうちの庭のフェンスのアイビーの影に巣ごもりを始めて、その様子を毎日観察していたアッテンボローふぉざちゃん。もしくはビル・オディふぉざちゃん。

 

過去記事↓

 

 

前回のブラックバードの記事に載せた写真は雛がいまいちよく撮れてなかった。

 

が、

 

 

4月30日。バッチリ撮れたどー。

f:id:fotheringay:20210509063506j:image

ほれ。見てけろ。元気な赤子だこと。

 

 

 

5月2日


f:id:fotheringay:20210509075527j:image

産毛がふわふわになって来たよ。

 

 

 

 

5月3日


f:id:fotheringay:20210509074817j:image

餌を待つ雛たち

 

 

f:id:fotheringay:20210509071930j:image

お母さんと一緒はやっぱり安心だなあ。

 

 

 

 

5月4日

 

ブラックバードのフレッドとローズがけたたましく鳴いて一生懸命マグパイを追っ払ってた。


f:id:fotheringay:20210509074656j:image

最近、よくマグパイが庭に来るのだ。ここにブラックバードの雛がいることを知っているのだろう。

ふぉざちゃんも参戦。庭に出て追払う。

 

マグパイは肉食。マグパイもマグパイで餌をあげなきゃいけない雛がいるかもしれないけど、ごめんよ。

 

 

マグパイを追っ払って勝利の雄叫びならぬ勝利の"さえずり"


f:id:fotheringay:20210509074715j:image

 

 

 

 

そして、5月5日。

馬の世話から帰って来てガレージのドアを開けると、ブラックバードがやけにうるさく鳴いている。

 

 

も、もしやっ、マグパイにヤラれたかっ!?

そう思い、すぐさまネストをチェック。

 

 

うそっー。


f:id:fotheringay:20210509063551j:image

空っぽの巣。うそやん、うそやん。みんなどこ行ったん??マグパイの仕業なん??ふぉざちゃん半泣き。

 

植木鉢の間や植え込みを静かに注意深く探したら、庭の隅のラダーにちょこんと留まっているブラックバードの幼鳥発見。


f:id:fotheringay:20210509063616j:image

 

ああ、よかった。そこにいたのね。そうか。巣立ちの時が来たんだね。


f:id:fotheringay:20210509063628j:image

 

 

あと2羽は見かけなかったけど、どこか安全なところにいて、親鳥が餌を運んで来てくれるのを待ってるのだと思いたい。きっとそうだよ。

 

 

巣立ちをしたブラックバードの幼鳥。これからは危険がいっぱいだけど、逞しく育って、大空を飛んでまたふぉざちゃんのアイビーネストに帰ってきてほしい。

 

 

 

空っぽになった巣は何だか淋しいな。心にぽっかり喪失感。

キッキンドアの開け閉めも、巣の前を通って庭に出るのも音を立てずに静かに、細心の注意を払っていた。その癖が抜けずに今でもそっとドアを開けてそっと庭に出る。

 

そして、ああ、そうだった...と気付く。

 

もうブラックバードは居ない。

 

 

...

 

 

 

 

...

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったら、

 

 

親鳥のフレッドが庭に来た!


f:id:fotheringay:20210509080846j:image

ひょっこりはん。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村

  

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング

 

 

 

訳あって今の牧場に残ることになった

 

 

先日、

 

姐さんの馬とレスキューホースたちはみんな新しい牧場に引っ越して行きました。

 

新しい牧場はとても広くて牧草も伸び放題伸びてるし、ハッティもウエルカムだよと姐さんは言ってくれたけど、今の牧場の契約が切れるまで、エミリー(仮名)夫婦(以下Mさん夫婦)の馬2頭と一緒にここの牧場に残ることに決めました。

 

 

姐さんはレスキューホース主体なので、うちの馬が場所を取ってしまうとレスキュー出来る馬が1頭減ってしまうし、それに、いずれハッティはMさん夫婦の働く所でセラピーホースとなるので、行ったり来たりするよりかは、ここの牧場に留まる方が馬にも金銭的にも負担がかからない。

 

 

 

ここに残る馬は、Mさん夫婦の馬2頭と、セラピーホースとして育成される馬、ハッティとマーフィーとゴードンの3頭の計5頭



f:id:fotheringay:20210506034620j:image
セラピー三馬衆。

左ゴードン、中央マーフィー、左ハッティ。

なんか、スリーピースバンドみたいやん。かっちょいいやん。

 

 

 

今までは3箇所の広いフィールドがあったけれど、縮小されて、メインのフィールド+今、休ませている例のシカモアフィールドだけになりますが、5頭だけになったので、広さ的にも充分大丈夫。

 

詳しい契約のややこしいことは分かりませんが、あと1年はここの牧場に居れるみたいなので、セラピーホースの牧場に行くまで、住み慣れた牧場で暮らせます。

 

ここはもうレスキューホースセンターではなくなったので、レスキュー馬が入って来ることはなく、ダニやワームや病気を心配することもなくなり、馬の健康上も安心です。

 

 

ハッティが兄貴のように慕っていた6歳の大きな馬ルーバン。ルーバンニキと別れるのは辛いけれど、仕方がないです。遅かれ早かれいずれお別れは来ます。仲良くしてくれてありがとう。



いつもハッティをグルーミングしてくれてました。



ハッティには優しくグルーミングしてくれたけど、他の馬、特にマーフィー(写真左)はいつも追っ払らわれてました。

 

ルーバンとのお別れは辛いけれど、新しい友達、マーフィーとゴードンがいるから淋しくないよね。3頭は歳も同じくらいだし。


f:id:fotheringay:20210505213452j:image

みんな居なくなって、だだっ広いフィールドを疾走する3頭の馬。馬が走る姿は美しい。

 

 

 

 

馬のおじさんのフィールドから、ここの姐さんの牧場にベイビーとハッティは入れてもらって、馬の事は全く知らないし、馬に触る事さえも躊躇していたふぉざちゃんでしたが、姐さんには沢山の事を教えてもらいました。本当に感謝しかありません。

全てのことが学習でした。良い事も悲運な事も。

 

全てが。

 

姐さんとは牧場が離れることになったけれど、レスキューホースのお手伝いには行こうと思います。馬のことは少しは身についたので、少しは手伝いが出来ると思う。多分足手まといにはならないと思うから。

 

今日も、ハッティのお世話の帰りにちょっと寄って手伝ってきました。新しい牧場は帰り道にあるのでね。

 

 

そして、今週末は、ステイブルの消毒やバーンの大掃除をします。

 

お天気が回復してくれてばいいのだけど。

 

5月なのに寒すぎ。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

 

 

 


イギリス(海外生活・情報)ランキング