昨日、3月22日は
イギリスでは母の日。
毎年、3月の第4日曜日。イースターサンディの3週間前の日曜日。
娘ちゃんから、かわいいカードとわらわの好きなフェレロ・ロシェのチョコをもらった。嬉しい。
毎年、ケーキを作る。そんで、毎年、娘ちゃんも一緒に作ると言いながら、ほぼ、わらわが作る。
今年はシフォンケーキを作った。
シフォンケーキは普通のスポンジケーキよりよっぽど簡単だ。
メジャーカップでハカリなんて要らない。
えっ、シフォンケーキなのにちゃんと計らないの?
計るわけがない。面倒くさい。メジャーカップで十分。
だってね、いろいろレシピみたら、卵3に対して小麦粉60gもあれば80g、お砂糖だって、50gもあれば70gもある。ちゅーことはまあ大体その辺でいいってこと。きっちり計らなくても膨らむってこと。
マイフィロソフィー。
お粉をふるうのは嫌い。ああ、めんどくさい。唯一シフォンケーキの面倒くさいところ。なので娘ちゃんにやってもらう。娘、役に立つ。
卵白を角が立つまで、鬼になったつもりで泡立てる。
別のボウルに黄身にお砂糖、ミルク、オイルをまぜまぜ。そしてお粉を入れて、まぜまぜ混ぜる。
普通のスポンジケーキはね、お粉を入れたらさっくり混ぜる。あの、さっくりがいつまでたってもさっくりわからんのだよ。
その点、
シフォンケーキはお粉入れたらガンガン混ぜる。
さっくりってどのくらいさっくり? これってさっくりだよね?
などと考えなくてよいのだ。
無になれるのじゃ。邪念が入らぬぶん、成功する確率もアップ。
その上、型に何も塗らないでいいし、ベーキングシートも敷かなくてよい。
そんで、ちょっと上からトンと落としての空気抜きもいらねえ。逆に落とすと空気が入って失敗する。
なんて、ストレートフォーワード。
30分焼く。
焼けたどーーーー。
見よ。この見事な膨らみを!!
絶対に普通のスポンジケーキより簡単だ。と思う。超面倒くさがり屋さんのわらわが言うので間違いなし。と思う。
いつものオサレなライトスタンド状態で冷ます。
さてさて冷めたら次は楽しいデコレーション。
が、
村のストアで売ってた苺が超不味そうだったので、今回のデコは苺なしで。
でも
何にも無いのも淋しいから、
そうだな、
じゃあ、庭のレモンバームと、パンジーを娘ちゃんに摘んできてもらう。娘、役に立つ。
春らしくていいんじゃない?
生クリームをペタペタぬって、キレイに洗ったパンジーとレモンバームを飾る。
出来たどーーーー。
↓
な、なんじゃコレは。オサレ過ぎて震えが止まらねー。
パンジー、良い仕事してくれる。
えっ、パンジーは食用フラワーか?だってえ?
そんなもん、違うに決まってる。
食べる時、皆に速攻お皿の縁にピックされるパンジー。
お刺身のパックに入ってるプラスチックの黄色い菊と同じ運命をたどる。
レモンバーム同様。抗菌作用が有ると言うのに…。
それにしても今回のシフォンケーキのオサレな出来栄えに、
まじ、わし、この上なく、バリバリ、めっちゃクソ、オサレなんちゃうんっ。と
自己満足ぶっちぎりの
母の日であった。