小鬼田平子って誰やねんっ。
誰っていうか、
小鬼田平子は、
コオニタビラコは、
タビラコは、
コレ。
↓
↓
雑草ですねん。
牧場のヤードに群生してます。
美味しそうでしょ。見た目もうサラダリーフ。ここはサラダバーか。つか、サラダバーですね。自然の。
タビラコはキク科の植物。
切ると、白い汁がでます。たんぽぽやレタスと同じなかまです。
苦味も少なくて柔らかく、たんぽぽリーフよりも食べやすい。
味はほぼほぼルッコラだな。
命名っ！！
「コオニタビラッコラ」
もしくは、
キャッチーに
「タビラッコラ」
とか命名し、スーパーで売ったらバカ売れしそう。雑草だから仕入れただやし。
道の駅でも良い。
たんぽぽの花を散らして
タビラッコラのサラダ。
タビラッコラとハムとレッドペッパーフマスのトルティーヤラップ。
サッと茹でて、
和風にレモン醤油で頂くのも良い。
クセが無いので色々アレンジ出来るど。
今の季節、
おすすめの野草
タビラッコラこと
小鬼田平子さんでした。
とか言っても所詮は野草、雑草なので食べ過ぎ注意。
これ食べるとよく寝れるんだよねー。
先週の水曜日だったか、
ヘゲレスのこの辺りは、雹が降ったり嵐のような風が吹き荒れておりました。
元のフィールドのステイブルはボロボロでもほとんど木なので、風が吹き荒れても、あんまり音はしなかったのですが、
今の広いフィールドのステイブルはトタンを使っている所が多くて、しかも古いので留めが取れている所が多くて、風が吹くと、ぎゃったんバッタンと金属音が超うるさいの。
ポニーちゃんたちもその音にビックリしていて、風の強い日はステイブルに寄りつきません。
そんなこと、
わかっていたのに。ポニーちゃんがトタンの音が怖いってわかっていたのに、
ふぉざちゃん、やらかしてしまいました。
一歩間違えていれば今頃、病院にいると思います。
何があったかと言いますと、
ハッティさんに突き飛ばされてしまいました。
ハッティさんは悪く無いのです。わたくし、ふぉざちゃんが100％悪いのです。
＊＊＊＊＊＊
雨が降ってきたので、ハッティさんをステイブルの中に連れてきて、ヘイを置いて食べさせながらハッティさんの脚にお薬を塗っていたの。
ハッティさんは、ふぉざちゃんがいるとちょっとの風の音がしても大丈夫なので、安心していました。
で、ステイブルの入口外の脇に、クラッカー先輩ににもヘイをあげようと入口でかがんでヘイを置いたその時、突風が吹いて、ステイブルのトタンがバッタンバッタンっ。
その音に、ビックリしたハッティさんはステイブルから外に飛び出ようとして、その時に、入口半分を塞いでいたふぉざちゃんは突き飛ばされました。
割と飛んだかな。2メートルくらい。
どてっと転んで、背後から蹄の音がっ。
ヤバい踏まれるっ。終わった。。。
って思ったけど、
ハッティさんは踏まなかったの。ふぉざちゃんを避けて走って行ってくれたのよ。
そしてその後、
なんと、なんとなんとーーーー、
倒れたふぉざちゃんとこに戻ってきて、鼻でつんつんしてくれるじゃありませんかっ。
「ごめんよ。そんなつもりはなかったんだー。突き飛ばしてごめんよ。大丈夫？」
って言っているのよ。絶対に言ってた。
もう、感動した。泣いたよー。
なんか、フェアリーテイルで、負傷したナイトを背中に乗せてお城に帰還する馬って
おるやん？
なんかなんかそれに近い。近い近い。近いぞー。
なんならもう、それやん。
もし、ふぉざちゃんが倒れたままで起き上がらなかったら、グインって首でやって背中に乗せてくれてるって。
ま、その後どこに行くかわからんけど。城はないからな。
ハッティさん、優しい。ちょー優しい。
突き飛ばされたけど、幸いにも地面がいい具合にマットのような粘土状態だったので、打ち身も何もなくて、どこも痛くない。
ちょっとショックだったのは、粘土状態の足場にブーツがハマってブーツが片足脱げたくらい。
再現画像
大惨事のあとっぽくて怖いな。ブーツ片足って。
ここの入口をハッティさんは駆け抜けた。
再現画像
入口半分、かがんだふぉざちゃんのケツがハッティさんの行く手を阻んでいたんだと思う。ごめんよ。
ハッティさんは悪くない。
全て、全てわたくし、ふぉざちゃんが悪いのです。
突き飛ばされたけど、
これだけですんで本当に不幸中の幸い。
これもそれもハッティさんが賢いポニーだからなんです。
ハッティさん、驚かせてごめんよ。音が怖いのにステイブルに入れてごめんよ。
踏まなないでくれてありがとう。気にかけてくれてありがとう。
ハッティさんはフェアリーテイルに出てくるマジカルポニーだわ。
大好き❤
風の強い日は気をつけます。
ポニーちゃんたちは
只今、換毛期。
冬毛が夏毛に生え変わるのです。
馬の毛の生え変わり時期はハッティさんの場合、２月中頃からジワジワはじまっていて、
今もガンガン冬毛が抜け落ちてます。ハッティさんがブルブルってしたらワサワサワサワサって毛が舞うの。
桜吹雪ならぬ毛吹雪だいっ。
毛取りブラシでごそっと。超楽しい。
こちらのブラシも楽しい。
地面の白いのは抜け毛。
ワサワサ毛が抜けるので服にベッタリ毛が付くけど、ブラッシングするのがたのちい。
そしてこの抜け毛は鳥ちゃんたちの巣作りの最高級マテリアルとなるのだ。
毎年、うちに来る鳥ちゃんたちにもこの高級品をと、牧場から持って帰って庭に置く。
ご自由にお取りください。
おお、
さっそくジャックドゥという、クックドゥみたいな名前の小型カラスが来たドゥ。
ハッティさんの毛をごっそり咥えて、
おおお、飛んだーっ。
ハッティさん、空を飛ぶ。抜け毛だけど。
ハッティさんの毛、このペアの愛の巣となるのね❤
お次は、ブルーティットちゃん。
おちょぼ口の割にはごっそり咥えたどー。
ロビンちゃんも来た。
あ、ロビンちゃんが咥えているのは毛じゃなくて、虫だなこれは。
ハッティさんの抜け毛がフワフワの鳥の巣になって、卵から孵った雛のベッドになるのね。
牧場から離れたふぉざちゃんの家のこの辺りの鳥ちゃんたちに、ハッティさんの毛を提供できて温かいベッド作りのお手伝いができて、なんかなんか自然界にちょいと役に立ったみたいでうれちい。
自然界では無駄は無い。ゴミも無いのだよ。
と教えてくれる。
イギリスでは
大体がイースターウィークエンドは雨というお約束なんだけれど、
今年はグッドフライデーからお天気が良いじゃないの。良きかな。良きかな。
とニマニマしてたら、なんと、日曜日夜から雨だと？
さて、イースターと言えば、チョコの嵐。
こちらはほんの一部。親戚中からイースターエッグ、バニーなどを貰う。
チョコ地獄となるので自分ではイースターチョコは買わないのだけど、アルディの99ｐのブルーバニーを買っちまったよ。なんかなんか顔がアホっぽくてかわちい。
こちらは本物バニー。フィールドに穴を掘りまくってます。
かわちい。
グッドフライデーはとびきりの快晴だったよ。ブルースカイにひこうき雲。
イースターとかひこうき雲とか、荒井由実か。
そして、イースターと言えば、毎年恒例、
ホットクロスバンズ
作るでざんす。
ホットクロスバンズ用に一瓶残しておいたクリスマスミンスミートをぶっこんで作ります。
生地こねこねはブレッドメーカーがやってくれるけど、
あー、もーー。一個づつ丸めるのセルジオメンデイーなあ。
面倒くさくても、クロスを描こう。これ無くしてホットクロスバンズとは名のれぬぞい。
あとはオーブンへGO！！
イースターサンディは、ベジの人が夜遅くまでお仕事だったので、
イースターデイナーは、娘ちゃんと二人で好きなもの食べよってことでね、
娘ちゃん推し、納豆スパゲッティ
ふぉざちゃん推し、きのこ鶏ゴボウ炊き込みご飯
お味噌汁
きゅうりのお漬物
なんかなんか欧米のお祭りイースターには程遠い、ファー・イースト、ジパングのデイナーになってしまったよ。つか、ジパングでもこの組み合わせはなかなか無いな．．．。
ま、イーストとイースター感じが似てるからいいっか。
それはそうと、炊き込みご飯の時のおかずってみんな何食べてる？なんかもう思い出させない．．．。遠い目。
そんなこんなで、
ホットクロスバンズできたどーーーーー。
テリテリ。焼きたてはふわふわ。ハッピーイースター！
私のイースターウィークエンド。
明けの、
明けの、
イースターマンデイはやはり雨だった。
やっぱ、お約束は守ってくれるのねん。ヘゲレスのこの辺り。
ある晴れた日
牧場のオーナーの爺さまが、
倉庫の中に探したいものがあると言うので、手伝ってあげたら、
もう絶対に使わないからと言う事で、倉庫の隅に眠っていた
バランスボールを爺さまから頂きました。
なので、
この大きなボールでハッティさんと遊んでみよう。キャッチボールをしてみよう。
多分、このボールの使い方間違ってると思うが。
初めて見る大きなボールに興味津々のハッティさん。
いくよー。パス。
おお、
天才ポニーのハッティさんは教えても無いのにパスを返してくれたど。
けれども、２回くらいキャッチボールをしたらもう興味がなくなったみたい。
二回目以降無反応になったハッティさんに無理やりパスしたら後ろ足に命中してびっくりさせてしまった動画こちら ↓ ↓
ごめんよー。ほんとにごめん。
あと、その他諸々の
爺さまからもらったもの。
大量の45RPM(45回転)爺さまコレクションのレコード。EP盤とも言う。
お宝有るかも。うーん、、、ぱっと見無さげ。。。
古釘。
を頂きました。
つか、「ノーサンキュー」って言えないふぉざちゃんは我ながら優しい人だと思いました。
おしまい。
４月ですね。
イギリスのこの辺りは雨ばっかしの３月でしたが、最近、雨が降らない一日中晴れの日があったり、やっと春がやってまいりました。
春といえば、
スティンギーネトル前線が北上してきてイギリスのこの辺りにもスティンギーネトルがワラワラ生えて来ましたよ。
恒例、春のスティンギーネトルペスト作りだいっ。
手袋をしてステンギーネトル収穫するど。
ちょっとでも触れたらヒリヒリするからね。
おっと、レイディバード発見。
ズームイン
レイディバードちゃんお昼寝中。このスティンギーネトルはそっとしておこう。ステンギーネトルは雑草。ほかに死ぬほど生えてるからね。
おや、スティンギーネトルに紛れてムラサキシメジが生えているぞ。
ムラサキシメジは冬のきのこで大体が２月くらいで終わっちゃうのに。今年はやっぱり例年よりも、春の訪れが遅いのかな。
採ったスティンギーは
心ゆくまでワサワサ洗って茎と葉っぱを分ける。
この作業が結構面倒くさい。けれども、この茎も美味いのだよ。
茎部分は捨てずに「きんぴらネトル」にするとこれまたおつでんなあ。。。美味い。
とりま、スティンギーネトルペストできたどー。
トーストにたっぷりぬっていただく。
安定の美味さ。
こちら作り方。↓ テキトー過ぎて参考にならんかも。テキトーでも作れっるてことさ。
本当に美味しいので、みんな作ってみてね。野草は美味い。コスパよい。つかタダ(スティンギーネトルは)
池に映った青空。
モネの絵みたいに睡蓮だったらいいけど、何や分からん水草が生えてる。カエルが卵を産みに来そうだ。ちょっと楽しみ。毎日チェックしよう。
ここの牧場は
宅地となるらしく、もうすぐ立ち退かなくてはなりません。なので、今は誰も使っていない奥側の広いフィールドも期限まで好きに使っていいとオーナーから言われたので、ポニーちゃんたちをそちらに移動できたのは良かったけれど、
前の人が掃除もせずに出て行った敷藁そのままのスティブルが汚い。
そのままだと気持ちが悪いので、
敷藁やウッドチップを運び出して、お掃除するどー。
スティブルお掃除大作戦！！
あともう少しでここは壊されるのに、やる意味ある？とか思われてるかもしらんけど、
いやいや、3ヶ月もある。毎日綺麗に気持ちよく使いたい。人が置いていったゴミだろうがなんだろうが、キレイに掃除して、今この時をポニーちゃんたちと気持ちよく過ごしたい。
大切なのは今。今を生きよう。
このゲートの向こう側の馬房に汚れた敷藁がいっぱいなのです。
「はよきれいにしてー」
ピッチフォークをグサッと入れてウイールバロウに入れる度に、敷藁やウッドチップやら馬糞やらの粉塵がスゴい。呼吸器官ヤられそう。
コロナよりもヤバそうだ。
コロナ大流行の2020年に結構作ったけど、その年の暮れには用無しとなった手作りマスクが今とっても役立ってまーーす。
二日目。半分くらい運び終わった。
３日目。あともう少しで全部撤去となる隅の敷藁に、なんとなんと、マジカルな青いマッシュルーム発見！！
掃き溜めに生えた美しい青いマッシュルーム。
なんかなんか願い事が叶いそう。
お願いごとをして速やかに撤去。
最期の一山。
あとは、消毒液散布。
４日目。
これで広々と気持ちよく使えるどー。
ついでに、穴だらけだった壁も廃材で塞ぐ。
釘を打ち付ける度に建物全体揺れて崩れそう。笑
2年前の今頃、ここでゲルデイング(去勢)の手術をし、永遠の少年となったハッティさん。
↑ ↑ ↑
２年前のハッティさん。まだ顔が子馬顔。
もう一度ここのスティブルを使える事が出来て良かった。思い出の場所だからね。子馬のベイビーちゃんが天に召されたのもここだった。
あと３ヶ月、毎日気持ちよく使わせてもらいます。
つか、はよ、新しいフィールド見つけないとヤバいのだけど。
マジカルな青いマッシュルームにお願いしたことはもちろん、良いフィールドが早く見つかりますように。
この景色も消える運命。
もうすぐ宅地になるのね。グスン。
